工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ツバメとセキレイ 

2016/06/19
Sun. 23:07

吉田家の玄関先が にぎやかになってきた。
かれこれ4~5年前になるだろうか・・あと少しで巣から飛び立てるまでに成長したツバメの子が吉田家のヌシのアオダイショウに襲撃されて全滅した。
それ以来、ツバメの子育てもないままその巣が放置されていたが、今年になって久しぶりに再利用されることになった。
ツバメそのものは、毎年のように石見銀山の町並みへ帰ってきて、家の軒先で子作りをして子育てをして時期がきたら去っていくことをくり返しているが、吉田家の軒先にあるアオダイショウでケチのついた巣にツバメが帰ることはなかった。
そのまま風化しはじめていた巣へある日一羽のツバメが入り込むところを見かけた。
それからそれなりに気にかけていたら、チョコチョコ羽根休めに立ち寄ったり、夕方になるとその巣へ帰ってくるようになっていた。
始めは若いツバメが恋の相手を探し回っているのだろうくらいに思っていたが、またまたある日、その巣の真下へ小さな卵の殻が落ちて転がっていた。
やたらと外へ出たがるクロを玄関先へ繋いで激しい抜け毛をブラッシングしていたら頭上から私の鼻先をかすめて固形物が落下した。幸いクロに当たることは無かったがよく見るとツバメのウンコだった。
それからいっきにウンコが増えて、今はウンコの山ができつつある。
何故かそれでもクロの頭や背中に落ちたことがない。そういえば、ウンコの山ができた頃からクロがわけもなくニャァ~ニャァ~うるさく鳴くようになった。
子育て中のツバメに向かって、「オレの頭にウンコしたらお前達食べてやるからなぁ~」と脅しているように聞こえはじめた。

もうそろそろ、ツバメの子供たちの羽毛も変ってメシを催促しながら大口開けてうるさく鳴きはじめるようになるだろう。
キーポンやワイフが確認したら、5羽の子供が育っているようだ。そうなると、ウンコの量も数倍に増える。巣の真下でウロウロしているクロは、さて、これから先どれだけ落下するウンコを避け続けることが出きるのだろう。
その前に、ヌシのアオダイショウが襲撃してツバメ一家が全滅するかも知れない。
自然の食物連鎖が人間の甘ったるい干渉で狂ってしまうのもどうかと思いつつ吉田家玄関を出入りしている。

そして、久しぶりに半日ほどいつもの四畳半で休息していると、キーポンが大騒ぎしながら駆け込んできた。「お父さん!お父さん!玄関の彫刻の中に鳥のヒナがいる!見て見て、いっぱいいるぅ~!」
夕方少し薄暗い玄関先の彫刻プランターをのぞいて見ると、ツバメの子よりもっと小さい鳥の子がパクパク口を開けて蠢いていた。
そうか・・・最近、よく黄セキレイがクロをおちょくっているなぁと思っていたが、あんなところで巣をつくっていたのか・・・さて、吉田家のヌシはまだ生きているのだろうか?・・・しだいに可愛くなりはじめている鳥の子を見ると、このまま無事に成長してほしいと思うようになってきた。

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