工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

コロッケとラム肉 

2016/06/21
Tue. 21:09

偉くもなんともないナンチャッテ坊主なのに、曹洞宗の教区長代行(渡された書類には「代理」とあったが・・)で島根県東部の婦人部総会来賓の立場で松江まで出かけてきた。
曹洞宗の衣替えは六月なので、夏仕様の改良衣などをかき集めて出かけたのだが、やはり教区を代表するそうそうたるメンバーの集まりとなると、皆さん上から下まで全身着ているものの質が違う。
オメカシした婦人部の皆さんや着こなしのシャープな教区長様方に混ざると、松江に行くより広島へ出かけた方が便利だったりする島根県県境にある山寺の住職の、お尻の擦り切れた改良衣に、鼻緒が伸びてほころびた雪駄履きという、なんとも貧相なスタイルがひときわ際立って異彩を放っていた。
人は見かけで判断してはいけないというような建前の話は、それこそ場所をわきまえてのことで、本音のところはなかなかそういうわけにもいかないのが世の常というものでもある。

島根県も梅雨に入っているはずなのに、松江の方は路面も乾いて雨の降る気配もなかった。
せっかくなので、総会が終わってから会場のすぐ近くにあるコロッケが有名なお肉屋さんへ寄った。その店は、なっちゃんから教わったのが最初で、その後度々ローカルの情報番組で取り上げられたりしている。
おかみさんへの土産と法類のやもめ方丈さんへの差し入れでコロッケとラム肉を買った。
例のヨレヨレの改良衣に雪駄スタイルでお肉屋さんへ入って、血の滴る美味そうな肉を物色する姿など、なかなか普通に一般人が見ることはできない。前後したお客さんは、私のスタイルに何かしら近寄りがたいものを感じたのか、珍しく店内が静まり返っていて、いつもは結構順番を待たされるのに、この度はやたらとスムーズにお買い物ができた。

万善寺へ帰宅する道中は、集中豪雨並みの土砂降りが断続的に続いていた。
雨の止み間を利用して保賀地区の回覧板などを配った。
1軒は仕事中の事故で圧迫骨折で入院中。
1軒は高齢者世帯で介護施設に出たり入ったり。
1軒は仕事の関係で毎日が留守がち。
そんな状態の保賀地区上組は、生活の活気を感じることもないまま、梅雨の湿気がじっとりと淀んでいる。

麻生太郎氏が、「90になって老後が心配とか訳のわからないことを言っているが、いつまで生きているつもりだよ!」などと言ってしまったらしい。
世間のバッシングも結構ひどかったようだが、そういう発言もわかる気がするし、結構核心をついていると思う。
それなりに蓄えのある高齢者自身やその家族は、もっと潔く福祉の充実に身を任せるべきだと思う。自分の人生を楽しく笑顔で全うできるためのお金ならどんどん使いきった方がいいと思う。お金は墓場まで持っていくこと出来ないしね。

IMG_0757.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/2371-d04ac48f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08