工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

彫刻の旅その1 

2016/06/27
Mon. 23:34

この2日間、彫刻と一緒に巡業の旅をしていた。

iPhoneだけ持って、iPadもキーポンのMacBookも一度も開かないでいたら、メールがすごいことになっていた。
一つ一つ確認しながら削除していたら、その中に幾つか現代彫刻小品展の申し込みデータが入っていた。
あと少しで申し込み締め切りが近づいている。
今年は、例年になく出品者が少なくて開催予算の確保に苦労する。もう既に10回くらい展覧会を重ねているし、そろそろ潮時だということなのかもしれない。

さて、その巡業の旅だが、今年に入って彫刻と一緒に倉敷の熊野神社へ出かける機会が増えた。
熊野神社の境内で輪くぐり神事があって、その関連イベントで地元の作家が「あかりパーク」なる企画を立てた。
それに参加してほしいという依頼を受けたので、急遽結界君へ一人で持てるほどの軽い彫刻大小8つを積み込んで出かけたのが2日前。
直前まで万善寺の用事があって少々焦りつつ準備をしたから、現場へ着いてからいろいろ忘れ物をしていることに気がついて若干苦労したが、氏子さんが親切に手伝ってくれて、夕方のあかり点灯時間までにすべての設置を完了させることができた。

春先に、熊野神社から児島の先の鷲羽山へ彫刻を移動した時に手伝ってくれたお兄さんが美味しい深入り焙煎のこだわりコーヒーを入れてくれて、それがまたすごく美味しくて、旅の疲れが吹き飛んだ。
日の長い時期だからなかなかろうそくの効果が見られなかったが、そのコーヒーをチビチビやりながら混ぜご飯の差し入れをぱくついている間になかなかいい感じで暗くなってきた。
ちょうどそのぐらいの時間になって、今回企画者の草月流お姉さまが登場。
やはり、彫刻の世界のむさ苦しい付き合いとは比べ物にならないほどの華やいだ空気が漂って、薄暗くなったあかりパークが一気に活気付いた。
輪くぐりを終わった参拝の皆さんが、五月雨にやってきて、楽しんでくれていたようだ。

この熊野神社の輪くぐり神事は、今の時期と秋の年に2回ほど行われるらしく、秋の方はもっと盛大で賑やかなのだそうだ。
宮司さんは当事者で忙しいから、目配せで挨拶する程度のことしかできなかったが、地域の伝承行事として氏子さんたちが盛り上げていらっしゃる様子に好感が持てた。
ろうそくの番をしながら、やぶ蚊と戦いながら、それでもお客さんやお手伝いの氏子さんなどと会話も弾んで、夜の時間があっという間に過ぎた。
宮司さんの求心力と行動力があって、この度のようなあかりパークの企画も組みたっていったのだろう。
慌しく過ぎた一晩限りの神事イベントの後片付けをしながら1日の疲れが心地よかった。

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