工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

梅雨の晴れ間 

2016/07/09
Sat. 23:32

平均すると1ヶ月に2日ほど美術の先生と云う名目でお世話になっている高校へ久しぶりに出かけた。
前期?は2名の男子選択者と担当の先生の3人と一緒に楽しく(ボクはね!)2時間を過ごしている。ちなみに、後期の選択者がゼロだったらボクはお払い箱サ!
まぁ、そんな感じのゆるいお付き合いが新年度から続いている。

今までの授業では、それなりに色々な事をしてきたと思うが、なにせだいたい2週間に1回くらいしか制作の機会がないから、じっくりと時間をかけて何かに取り組むというようなことはできない。だから、日替わりのワークショップのようなノリでお手軽なネタを小出しにしながら2名と付き合っている。とても熱心に2時間の授業に取り組んでくれていて、久しぶりに我が子を育てているような感じになって、実に気持ちがいい。
その学校は全寮制だから、そろそろ夏休みになって授業が無くなったら生徒達は実家へ帰省してひと夏を過ごす事になる。二人とも帰国男子で、一人は休みの前半をアフリカで過ごすらしいし、もう一人は北海道へ帰省して部屋へ閉じこもるのだそうだ。
少年時代から、夏休みはお盆の棚経のお手伝いで終わるだけで、何もこれといって楽しい思いでもないまま大人になった私にとっては、想像もつかないほど羨ましい夏休みだ。それでも春から数ヶ月間親元を離れて集団生活をしていたわけだから、そのくらいのご褒美はあって当然と納得しつつ、久しぶりに再開する親御さんへのお土産にでもなればと思って、今日の2時間はガラス瓶へリューターを使って絵を描いた。
二人とも、世間話などしながら口と一緒に手も良く動いて手際よく作業が進んで、なかなかステキな個性あふれるガラス絵に仕上がった。

午後からは、富山(とみやまと読む)の廃校になった小学校をメイン会場にした総合美術イベントで個展出品してくれる作家を現場へ案内する約束になっていたから急いでそちらへ向かった。
若い作家は、ナビの扱いにもなれているから簡単に現地集合を約束できる。ひと通り会場を案内して、寸法を測ったりしてから、富山の町内をひと回り案内した。棚田には稲がスクスクと伸び、田の畔はキレイに刈り込まれて整備され、盛緑の風景が眩しい。
日が沈むまでにはまだしばらく間があったので、大田市のスポットを案内した。
山越えをして石見銀山へ回って町並みを観光してワイフも呼びだして一緒にお茶を飲んだ。しばらく休憩して日本海へ出てしばし波と戯れた。それから、海岸沿いの道を少し東進して国道へ出て東西に別れた。

その個展の作家は、鳥取に生まれ育ち、島根の大学を卒業し、現在、鳥取の学校へ勤務して美術の先生をしている。山陰から外へ出た事がないまま絵を描き続けている。聞くと、山陰の田舎が大好きだと云っていたが、それが真意かどうか・・・
人の考えや思いは人それぞれだから何が正しくて何が間違っているかなど、そんなことはどうでもいいことだ。それでもやはり若くて身軽なうちはもっと広い世間を体験する事も大事な事だと思う。
未熟なうちはとにかく無闇矢鱈とジタバタする事が良いと私は思う。

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