工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展 熱烈歓迎女流彫刻家 

2016/07/19
Tue. 23:34

島根県はどうやら梅雨が明けたらしい。
最近の吉田には世間の情報がほとんど入らない状態だから梅雨明けを知らなくてもしかたのないことだ・・・といっても、このところ殺伐とした話題ばかりを耳にするから自分の方でそういう世間と距離をおいているようなところもあるんだけどね。

葬儀の一式を終わって万善寺へ帰ったら、つがいの山鳩がノンビリと本堂の濡れ縁でひなたぼっこをしていた。本堂のアチコチが頻繁に鳥の糞で汚れていたが、その原因がやっとわかった。
梅雨の雨で潤った境内が瑞々しく伸びた雑草で賑わっている。
先日はおかみさんがマムシのつがいを見つけて大騒ぎをしていた。私も別の日につがいのどちらか一匹がとぐろを巻いて日向ぼっこをしているところを見かけた。今朝、葬儀に出かける時は丁度その同じ場所にトノサマガエルがいた。マムシは結構独特の匂いがあって、人間の私でもなんとなく嗅ぎ分けられるくらいなのに、カエルの嗅覚はそこまででもないらしい。そのカエルは「どうかマムシさん、ワタシを食べていただいてかまいません。きっと美味しいと思いますよ♡」といった感じのうつろな目をしてワタシをちらりと見た。

現代彫刻小品展も3連休中のワークショップでは、120人ほどの参加者があったらしい。会場への来客はその倍くらいになったようだ。島根県で活躍中の絵画作家も何人か訪ねてくれたようだし、万善寺の近くに住むIターンのお姉さんも娘さんと一緒にきてくれたらしい。
まったく、「〜ようだ」とか「〜らしい」とか、なんとも曖昧な経過報告しか出来ないことになってしまって、まことに不甲斐ない。
おまけに、本日の葬儀の同じ時刻に岡山の石彫作家の小林さんが石見銀山の大森小学校で子供達相手にワークショップを開いてくれていた。仏事がなければ私も小学校で子供達と戯れて学校給食を頂いていたところだ。

今年の現代彫刻小品展は、いつになく全国から女性の彫刻家がたくさん出品してくれた。何時だったか、絵を描いている友人が「今の美術界は女性の天下だね。オレなんか会場の隅で小さくなってるよ・・」と愚痴っていた。そういう現状は、彫刻界でも似たようなふうになりつつあるのかもしれない。
大阪からUターンして島根県で制作をスタートさせた中田さんは、どちらかと言えばインスタレーションの方へ力を注いでいるようだが、こうして1年に1回の展覧会へは彫刻を発表してくれている。
2010年の初回から出品してくれている福岡の井形さんは、今回もオシャレで可愛い小品を出品してくれた。この数年の間にみるみる作風が安定してきて大作もいい仕事をしているし将来が楽しみになってきた。それに、梱包に入っている福岡からのお土産も楽しみだ。今回は旨い珈琲だった。世話人の特権で今はそれを毎日飲んでいる。
東京の展覧会の出品仲間で木彫の実力者川口さんは、今年になってはじめて現代彫刻小品展へ自作を提供してくれた。大作もそうだが、小品の彫刻もスキのない個性的な作風が目を引く。
島根トップの女流彫刻家であるワイフもいるし、面白い展開になってきた。

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