工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展 ガラス絵ワークショップ 

2016/07/24
Sun. 06:02

今までのらりくらりと怠けていたツケが溜まって、現代彫刻小品展の開催期間中最大のピンチにオヤジの身体がついていけない。まったく、不甲斐ない自分が嫌になる。

動かない身体を騙し騙し起床したのは6時過ぎ。急いで着物に着替えて結界君へ飛び乗ってしばらく走ってから忘れ物に気がついた。引き返して、それで軽く10分のロス。
朝の8時から初七日のお経を読むことも滅多にない。慌ただしくおいとまして次の施主家まですっ飛ばしている間に着信があったが無視。
痛い足を引きずって年回の法事を始める。
200回忌と33回忌と23回忌の3つを1つにまとめての年回法事だから回向の読み上げも大変だ。
アクティブに行動しおしゃべりが止まらない元気なおばあさん3人を相手に、只ひたすら会話が途切れる一瞬を待つばかりでなかなか法事が始まらない。結局、予定より30分オーバーして法事修了。
大衣をそのまま雲水スタイルに切り替えて急いで結界君へ飛び乗って浜田市の展覧会場まですっ飛ばしたが、やはり30分遅刻してワークショップ開始の時間へ食い込んでしまった。

今年は浜田の次に島根県東部の奥出雲町横田で巡回展を開くことにしたから、ワークショップ講師を分散させるために後半の土日は自前ワークショップで対応することにしたのだが、それに万善寺の仏事が重なってしまって自滅した。
とにかく、ボクのゆるい人生で久しぶりの分単位の行動はかなり身体に応えた。

島根県のベテラン彫刻家松本さんが午後から受付を引き受けてくれたので、私はワークショップへ集中することが出来た。
広島から弱障害の子供達が団体で美術館を訪問していて、その数人がワークショップに参加してくれた。
「この子たちは少し頭に障害があるので出来るかどうかわかりませんので・・」
付き添いのお母さんなのか先生なのか職員なのかよくわからないおばちゃんが、そんな念押しをしてきた。
私は専門の先生でもないしタダのオヤシでその上筋金入りのナンチャッテ坊主だから、そんなことを云われても普通に自分が思うように出来るように対応するしか無い。
「・・・この黒い線のところをリューターで削ると白くなるんだ。何も傷をつけないところは透明のままだからね。黒が白になるんだよ。しっかり頭を使って考えるんだよ!」
別にその子が理解できなくても、何か手を動かせば何かが出来上がって、それなりの結果が出るからそれで十分楽しいはずだ。何もしないうちから、出来る出来ないを決められてしまっている子供が可哀想な気がした。
それから3時間の間に幼稚園前の小さな子どもからおばあちゃんまで30人のお客さんがリューターでガラス瓶と格闘した。
中学校の仲良し3人組は1時間近く、椅子とリューターを占領していた。なかなかの力作が完成したが、リューターの電池はヨレヨレになっていた。

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