工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

もうすぐお盆 

2016/08/10
Wed. 19:39

「あなたの近所では、何時からお盆が始まるのですか??」
時々、そういう質問をしてみる。
別にいじわるをしているつもりもないが、だいたい40代以下の皆さんはひとみを泳がせながらシバシ物思いにふけって、「12日か・・・13日かなぁ〜」位の返事が帰ってくる。
これが10代20代だとどんな回答になるのだろうと、ちょっと興味があるものの、残念ながら棚経中の私の周辺でその年代の人に会うことは100%無い!(10代の小学生には時々遭遇するけどね)
さて、お盆は何時から始まって何時に終わるのでしょう??・・・なんて、ハッキリいってそれぞれの地域事情でいい加減なのですよ。要するに、「それぞれの地域事情でちょうど好い加減な頃合い」を基準にして都合よく決めていたりするわけなのです。
それで、万善寺とその周辺は・・・と言うと、14日がスタートで16日までの3日間に決っている。その経緯は分からないが、昔々聞いた話によると、万善寺の観音さんの供養法要が17日の夜にあったので、それが基準になったということらしい。そのあたりのことを掘り下げるとけっこう面倒臭い事になって1000字くらいでは足らなくなりそうだから止めるけど、まぁ、そういうことのようだ。

お盆の時期は島根に帰省する人も多いから、田舎の実家に暮らす人々はそれぞれの家庭事情で大忙しの数日を過ごす。私の周辺でもそろそろ慌ただしくなってきて、「いやぁ~ごめんごめん、明日あいてる?例の同窓会の件で集まるんだけど・・」なんて電話が突然入ってくる。かれこれ10日ばかり前だったか、彫刻関係で秋の大作制作前の内見会を開こうと誘いが入っていたから同窓会の方を断った。このお盆の時期は、古い知り合いが帰省して連絡してきたりして、友達の少ない吉田でも結構アチコチからの誘いが増える。
その、彫刻の集まりを企画したのは島根彫刻界のホープ!(といっても、すでにキッチリとオジサンですが)周藤さん。彼の企画は断るわけにもいかないので、久しぶりに彫刻話に花を咲かせて飲みまくろうと云うことになった。
今年の現代彫刻小品展へ初出品してくれた高橋さんを誘ってそういうことになったらしい。忙しい周藤さんに変わって幹事もどきをして、ノリちゃんに吉田家2人の彫刻家に高橋さんの後輩も誘って、ついでに絵画の新人さんにも声をかけた。総勢10人弱の作家たちが集まることになったから、お盆前の今の時期としてはそんなもんだろう。
高橋さんは木彫の作家で、師匠は国展の藤田英樹氏だが、高橋さんはどちらかと言うと抽象の彫刻を造っている。ノミの彫り跡の具合や、全体のフォルムの決め方など、やはり直接本人との会話があったほうが良いかなと思っていたところだから、吉田としては楽しみなところである。
埼玉の白石さんも木彫の作家だが、彼は結構なベテランで、さすがに仕事も落ち着いているし、造形もブレがない。自分の伝えたい事が正直なカタチになって伝わってくるから、観ていて迷うことがない。高橋さんのような若い作家は、白石さんのような彫刻を勉強すると良い。抽象といっても、その発想の元というか、ブレないテーマの根幹を持っていることが彫刻の強さになるし魅力になる。少々破綻があったりミスがあったりしても、自分の言いたいことがシンプルに伝わっていたらそれで良いと思う。作家歴が若いうちは特にソレが大事だ。変に技巧に流されないほうが良い。

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