工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

暑い!暑い!暑い! 

2016/08/11
Thu. 14:10

最近、行く先々で「暑い」「暑い」「暑い」・・・と、それが挨拶代わりになっている。
さて、自分はそれほど暑いと思わない。
早朝は寒くて目が覚めて、いつもは敷布団代わりに使っているファスナーを全開にした封筒型の夏仕様シュラフを身体に巻きつけたりする。
飯南高原が特に涼しいというわけでもない。だって、その飯南高原を棚経で回っていてその地域の人達から「暑い」と云われているのだからね。

早い時は、朝の8時位からお檀家さんの仏壇の前でお経を読んでいる。
それくらいから動き始めて、琴引山の麓の古墳地帯をぐるりと回って、毛利と尼子の古戦場一帯へ移動して、そのまま昼飯抜きで島根から県境を越えて銀山街道とつかず離れず広島県の三次まで結界君を走らせた。
今では誰がどう見ても島根のトップクラスの高齢者がひしめく田舎であるが、古来を紐解くと、時代の折々に神話や逸話や昔話のネタが尽きないほどの賑やかな地域でもあった。

そういう栄枯盛衰のど真ん中を一日ウロウロして、そのまま銀山街道を引き返して、何日ぶりかで石見銀山の吉田家へ帰った。
私が留守の間にワイフとキーポンの女の園になっていた。それでもやはり自分の四畳半は落ち着くし、自作の鉄のテーブルや古いヨレヨレのソファーがあるだけで気が休まる。
私が生まれ育っているはずの万善寺は、やはり今のところ自分の自由にならないことのほうが多いから、余計にそう思うのかもしれない。

奥出雲町関連のデスクワークもしなければいけないのだが、富山町の彫刻イベントの方もそろそろ動き出したから、自分の身体があと2つくらい欲しいと思うようになった。
いつ決まったのか知らない間に今日は山の日の休日だそうだ。その休日を利用して富山小学校の教室個展の作家が制作を始めることになった。だいたい例年、11日はお盆の営繕作務用に当てていたが、今年は富山小学校の教室を片付けるこになった。
ほぼ1年中未使用で使うことのない教室には、近所の小学校の備品や什器が投げ込んであった。まだまだ立派に現役で使用できる学校の校舎が物置状態に使われている。

夕方から彫刻の内見会で集まることになった言い出しっぺの周藤さんが富山に合流してくれることになった。彼の野外彫刻を富山町内の2箇所に置かせてもらっているし、栃木と神奈川の彫刻家の石彫も2点ほど置かせてもらっているから、その周辺の草刈りをしてお盆の帰省客の皆さんに見苦しくないように整備しておこうと思う。
抽象の彫刻から始まった周藤さんが、最近になって少しずつ具象に目覚め始めている。まだ彼が学生の時は具象の彫刻を造っていたから特に変わったことでもないが、東京の展覧会からあとの彼の彫刻しか知らない人は、さて、どのように意識して彼の現在を見ているのだろう。世間へ迎合したような彫刻を無理に造る必要もないし、その時々で自分が造りたい彫刻を造ればそれでいいと思う。そろそろ20年以上のキャリアまである人だから、テーマや作風が変化するのも当然のことで、吉田としては彼のそういう変化が結構刺激になって面白い。今夜は、彼の新作マケットも観ることが出来るだろう。楽しみだ。

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