工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

万善寺荘厳作務 

2016/08/15
Mon. 20:53

万善寺はお盆真っ最中!
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
1日の坊主仕事が終わって、相棒のラップトップをつついてみたら、なんと、ブログの訪問者が現在3名!
さすがに、吉田の超マニアックなブロクを鑑賞の皆様も、それなりにお盆で忙しいようであります。

吉田少年の頃から、お盆とお正月はいい思い出など一つもありません・・・といったら、お檀家のご意見番さんに大目玉を食らいそうですが、まぁ、そのあたりのお付き合いはどっちもどっちで、お互い叩けばホコリの出るお付き合いですから、あまり核心に触れないようなお互い様で乗り切った方が仏教的平和を維持できるので、この際だから少々過激な坊主的発言をしてもいいかなと思いつつ、こうしてキーボードをプチプチと叩いているところです。

数日前に棚経で歩いたお留守のお宅の前には、歩道から車道へあふれるほどの帰省のご親族車両でごった返していた。今更仕切り直しの棚経も面倒なので、そういう光景を横目で確認しながら結界くんを走らせた。
朝のうちは今年の夏で1・2を争うほどの蒸し暑い飯南高原だったが、やはり、お昼前からポツポツ雨が落ち始めた。いつものようにスコールのような夕立でもくるかと思っていたら、坊主頭の地肌が少しむず痒くなる位の雨にしかならなかった。

お盆の帰省にあわせて法事の依頼が続いている。この近年特にそれが増えた。ここまでくると祥月命日の感覚など過去の思い出と化している。「そぉ〜いえば、おじいちゃんの命日○○日だったね」くらいのものだ。まぁ、それでも、法事をしないよりはマシだからと思って万善寺の作務を後回しにしてまで引き受けたりするのだが、棚経もあって午後から始める法事の限られた時間でいつもと同じようにノンビリとしていられないから、割愛出来るところは徹底的にブチ切ってしまう。その一つが斎膳の席。これを削除するだけで最低1時間の短縮になる。次に、お経を盂蘭盆会仕様に切り替える。盂蘭盆会の時にしか読まないお経を読んで、だいたい20分ほど法事を短縮できる。都合、1時間20分の短縮を万善寺の荘厳やお墓参りに使ったりしながらお盆を乗り切っているわけだ。そういう訳で今の吉田は一般在家では想像もつかない過酷なお盆を過ごしている。
ちなみに、本日のマイママとの万善寺夕食は、カニカマの塩味で味付けしたスクランブルエッグと、2割引きで売っていたジュクジュクのトマトの輪切りと、おかみさん用に買っておいて3日前に賞味期限の切れた豆腐を半分ずつ湯豆腐にして、以上それだけ。おかみさんは炊飯器で冷えて黄色くなったご飯を食べ、私は春のお彼岸で頂いていたスーパードライを2缶空けた。たぶん、自分の生涯で最も質素なお盆の夕食になったと思う。

本堂の荘厳も、結局お盆真っ最中に夜なべすることになった。自分としては、飾り気のない普通の本堂が結構好きだったりするのだが・・さて、あと何年、一人で荘厳作務が出来るのだろう?

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