工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

現代彫刻小品展in奥出雲の三日目は雨だった 

2016/08/29
Mon. 20:59

展覧会が始まって最初の平日は雨で始まった。
これから1週間、比較的暇な毎日になるだろう。自分の予想では、1日10人くらいのお客さんが来てくれればいい方だと思っている。
浜田のこども美術館でも、夏休みに入ってすぐの時期で好天に恵まれているのに、平日は二桁にもいかない日があった。
こうして終日会場で受付をしていると、島根県の美術愛好家というか、彫刻に興味のある方々はせいぜいその程度だということがよくわかる。

・・・というわけで、8月29日の今日が始まった。
そして、その今日は、島根県を代表する女流彫刻家であり、ボクのワイフであり、じゅん君やなっちゃんやノッチやキーポンのお母さんであり、限りなくネコチャンズに愛されている吉田満寿美さまの誕生日なのであります!
その本人は、現在、神戸の方へ出張で留守にしている。
いつもだったら、いつもの花屋さんでいつものようにバラの花を買って届けているのに、今年はそれが出来ないままで終わってしまった。
長い人生、たまにはそういうこともあるだろうとは思うが、今年は、この1ヶ月あまりほとんど石見銀山の吉田家を留守にしていて、昨夜も現代彫刻小品展開催地の近所の友人のウエアハウス事務所のロフトで寝たところだ。万善寺といい、ウエアハウスといい、どうも私にはロフトが似合っているようだ。
とにかく、ワイフの誕生日はキーポンとネコチャンズと私の味気ない夜になった。

キーポンは、今週末まで保育実習があって、それが終わると学校の寮生活に戻る。吉田家メンバーは夏休みも無いほど慌ただしく過ぎた。
2時間かけて奥出雲から石見銀山へ移動する間中、断続的な激しい雨に降られた。
帰宅してラップトップを開くと、今回の展覧会に埼玉から車で駆けつけてくれた本多さんからメールが入っていた。たいしたおもてなしも出来なかったのに、丁寧なお礼だった。
もう、何十年も前から本多さんにはお世話になりっぱなしで、そのお返しをしようにも、島根と埼玉の距離を思うと、普通の日常の隣近所の付き合いのようなわけにもいかないし、なんとかならないものかといつも思っていたのだが、やっと少しばかりはなんとかなったかなと勝手に思っているところだ。

遠路はるばる島根まで訪ねてくれたのに、落ち着いて話すことも出来ないまま別れてしまった気もするが、かえってそのくらいの乾いた親しさでいた方がいつまでも気楽でいられる気もする。それに、何より嬉しかったのは、島根の石見銀山や奥出雲の魅力を少しばかりは感じてもらえたような気がしたこと。
彫刻家もいろいろな立場で暮らしていて、別段特別にそこらへんの世間と変わった世間があるわけでもないが、少なくても吉田の場合は、島根の土地に根付いて生きるしかない宿命のようなものを背負っているところもある。
本多さんにも彼なりに背負っている何かが必ずあるはずだし、その辺りの事情は飲み込んで出来る人が出来る時に出来ることをすればそれで十分だと思っている。

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