工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

あのときの椅子 

2016/09/04
Sun. 03:48

暑い夏の間中、何度も通って実現した奥出雲町での現代彫刻小品展も、早いものであと1日が終わればそのまま後片付けに入って撤収搬出になる。
今回の彫刻展は、どちらかといえば会場の雰囲気とか地域の事情とか事務の内容とか開催時期のこととか、そういう展覧会開催に絡む全てのことで様子を見るということと、島根県初の東部地区開催による各種条件のリサーチを兼ねたものだった。
まだ結果は出ていないものの、会期スタートから例の東北北海道を襲った台風の影響による天候の悪化が始まって、途中持ち直したものの、結局週末から最終日にかけて今度は九州上陸のおそれがあるという台風の影響をモロに受けることになった。
台風ばかりは何時何処でどうなるか全く予想の付かないことだから逆らうことなど出来ないしどうなるものでもない。
長い人生、こういうこともあるさ!・・・ということで、あまり正確なデータを残すことが出来なかったが、それでも何かしら地域の刺激にはなったと思うし、「彫刻」に特化した文化活動の存在も少しは地域に知ってもらえた気がする。それに何より、奥出雲町を中心にしたたくさんの人達と知り合いになれたことが自分への収穫になった。

終盤の2日間はワイフが頑張って家事もほったらかして受付をしてくれた。
吉田家がアレコレ乱れてしまうのもしかたがないことだし、こういう人手が必要な時は何かが犠牲になってのことだし、そういうことも十分に認識しているつもりだから、ワイフの存在が実にありがたいことだと思う。
キーポンとの付き合いで若干時間のロスがあったものの、予定していた工場の制作はほぼ終了し、あとは早朝の作品移動を済ませるだけのところまで片付けた。
問題といえば、指定の用紙に指定の内容に従ってそれなりにそれらしいことを作文しなければいけないということ。

だいたいに、何かのアンケートとか作品解説とか、そういうたぐいのことがいちばんめんどくさくて気に入らない。そもそも、自分の造った表現の何かについて、それに上乗せするように自分から進んでくどくどと解説する必要があるのかが疑問なところだ。アンケートにしても、結局はそれに答えることで何かしらどちらかの方向へコトを仕向けているような様子がチラチラと見え隠れするしそういうことに自分が加担しているようで嫌になる。
「表現」というものはもっとシンプルであるべきだと思う。自分が造った彫刻は、それは彫刻を制作するという行為そのものが自分の表現の全てであるから、それをわざわざ文章にしたり作品解説をしたりと、別の表現媒体に置き換える必要も無いと思うのだ。
まぁ、表現の壁を少しでも低くして乗り越えやすくすることをしておけば、それはそれなりに次の展開への動線になっているのかもしれないが、そのあたりのことはそのあたりのことにストレスを感じないというよりむしろ喜々としてそのあたりのことにハマるタイプの方々をチョイスしておいたほうが八方丸く収まるような気もする。
社会生活の営みの中ではこういう少しめんどくさいたぐいの付き合いも大事なことだと自分に言い聞かせつつこれからその原稿に手を付けようと思っている。
という訳で、Landscape situation ~Seventeen hours~「或る日の情景~あのときの椅子」について、これから指定の様式にしたがって作文させていただきます・・・

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この記事に対するコメント

読みたいです、作文 笑
二重説明は、恥ずかしい感じがしますが、
見る側がへえ~と思う瞬間もあるでしょうから..

受付や展示会に関わる業務関われずにすみません、
ありがとうございます。

オーイくぼぐっちゃん #- | URL | 2016/09/04 11:39 * edit *

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