工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

モッタイナイス展 

2016/09/08
Thu. 18:20

彫刻の展覧会であわただしく過ごしている間に、幾つかの制作の仕事もすることになって、ワイフと時間のやりくりをしながら工場へ通ったりしていたらいつの間にか9月になっていた。
8月末が〆切だったらしい椅子の制作も、展覧会の趣旨が今ひとつよくわからないまま結局9月になってから始めて17時間使って完成させて終わった。
このまま、だらしなく次の彫刻制作へ雪崩れ込むのも緊張感に欠けた惰性の制作になりそうなので、とにかく、せめて1日はキッチリ休日を作ろうと心に決めて寝たのだが、自分の身体のほうが上手く言うことを聞いてくれなくて、次の朝も4時前後には目覚めてしまったりしてどうも上手く休息することが出来ない。

ワイフは時間講師があるからと一人で朝食を掻き込んであわただしく出かけていった。
朝寝も出来そうにないし、かといって報告事務の仕事も気が乗らないし、もう何ヶ月も前から気になっていたグッピーの水槽を掃除することにした。
可哀想なくらい水槽の環境が劣悪になっていて、何から手を付けようか途方に暮れた。
とにかく、水を汲み出すことから始めたのだが、こういう時に限ってグッピーの子供がわざわざ汲み出しカップに入ってくる。ポンプを使うと早く楽に水槽を空にできるが、そうするとまだ小さな子供が一緒に吸い込まれてしまって面倒なことになる。
そうこうしていたら午前中の2時間がアッという間に過ぎてしまっていた。
綺麗な水を入れて用意しておいた少し小さめの水槽へ引っ越しをすませてから、汚れきった水槽の掃除をしたりして、グッピーたちの分家引っ越しをすませた時はもうお昼を過ぎていて、貴重な休日の半日が消えてしまった。思うようにいかないものだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作品タイトル:
Landscape situation ~Seventeen hours~「或る日の情景~あのときの椅子」

素材:鉄

解説:
もう随分前の事になるが、私が造ったある店のカウンターテーブルやディスプレーが廃棄されることになった。
それも勿体無いことだし次の何かに使えるだけのいい部材でもあったので無理をお願いして引き取らせてもらった。
あれから何年かのあいだにその部材も別のかたちに変わって今は残り僅かになった。

ものつくりをしていると、すでにあるものを別の何かに使い回すとか造り直すということは、結構なストレスと労力を要する。
真っ更な材料からモノを制作することのほうがよっぽど楽だ。
それがわかっていても、ふとあの時のあの部材を使ってみたくなることがあって、そうするとそれで無駄にジタバタとしてしまったりするのだが、結局出来上がってみると何かしら自分の記憶の証明にもなっていたりして愛着も湧く。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

IMG_2216.jpg
IMG_2186_20160907175717604.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/2449-dfd8bd25
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-11