工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

キーポン一人旅 

2016/09/12
Mon. 21:24

東京へ一人旅していたキーポンが高速バスで早朝に帰ってくるという。
自宅に居る時はいまだに四畳半を四六時中占領して私にベタベタしている一人娘状態の甘えん坊が、随分としっかりしたものだ。

そういえば、何時からキーポンがいなかったのだろう?いつに出かけたのかまったく記憶がない。たぶん、奥出雲の彫刻展のことやおばあさんの通院のことや寺の仏事のことや、それにハンモックのことなどでキーポンから気持ちがそれていたのだろう。

少し前に、東京暮らしの二人の娘と待ち合わせをして食事をした時の写真を送ってくれた。こうして3姉妹が揃って楽しそうにしている光景を随分前から心待ちに期待していた。
長男のじゅん君が生まれた時は、なにかはじめて自分が父親になるということでとてつもないほどの責任感を自覚したことをよく覚えている。子供が出来て嬉しいという感じよりこの子を立派に育てることが自分にできるだろうかという不安のほうが強かった。
そのじゅん君が明日で○○歳の誕生日を迎える。
今・・・というより、もう随分前からほとんど会話がなくなっている。ナニを考えてドウ暮らしているかよくわからない。時々お母さんとの会話があるようで、そういう情報を収集すると、それなりに元気で暮らしているようだ。それに、なっちゃんとは歳が近いからなのか、時々SNSで盛り上がっているようだ。自分も両親とは疎遠のまま過ごしてきたし、男というものは、そういうものなのかもしれない。

ワイフは朝から用事があるということで、私が出雲までキーポンを迎えに行った。
9号線は朝の通勤時間と一緒になったから、いつもより混んでいた。それに、雨が降り続いていた。高速バスの到着時間にギリギリ間に合ったが、結局バズのほうが遅延した。
しばらくぶりにキーポンを見たはずなのに、その感覚がまったく無くて、普通に会話した。朝が早くて少し腹も減っていたから、帰りにコメダ珈琲へ寄った。
「結局服は買わなかったの♡!この靴買ったの♡!おばあちゃん元気だったよ。メガネ掛けないでテレビの字が読めるんだよ。すごいよ。吉祥寺行って、渋谷行って、原宿行って、いっぱい歩いたの♡!」
二人のお姉ちゃんとは、六本木に行ってから新宿へ回って、そこで食事をしたらしい。とても楽しかったようだ。

石見銀山へ到着した時は雨も小降りになっていたから、工場へ出かけて集めておいたゴミを処分場へ運んだ。そのまま雨がひどくならないようだったら彫刻のパーツを裁断しようと計画していたが、本降りになり始めたので断念した。
大きな彫刻を造る時は制作の殆どを青空工房でまかなう。雨の中で溶断するとゴム長靴で絶縁していても時々ビリっと感電することがある。無理はしないことにして帰宅すると、キーポンが私の四畳半で爆睡していた。高速バスで疲れているだろうし、そのまま寝かして、静かに静かに自宅の片付けをすすめた。
秋になって、紅葉が綺麗になる頃を目指して町並みに面した一部屋がリニューアルされてギャラリーになる予定だ。

IMG_0943.jpg

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