工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

まだまだつづく・・・旅の空その4 

2016/10/17
Mon. 20:08

「おはよぉ〜〜・・・ところで、今日何曜日だっけ?」
「月曜日でしょ!午後から◯◯の日だから、午前中しかいないから・・」

東京から石見銀山へ帰って、そのあと徳島の野外彫刻展会場を訪問して、帰りに倉敷で草月の師範さんととみやまの公開野外オブジェの打ち合わせをする予定にしていた。
まるまる1日までは休息できないまでも、ほぼ半日以上は吉田家でのんびり出来るはずだった。
しばらく「旅の空」が続いて留守にしていたから、ポストが新聞と郵便物で溢れかえっていた。
「出る前に、新聞止めておくように◯◯君に言っておいたのにぃ〜〜」
彼は、「ハイハイ!」と返事をしていたらしいが、そのことが全く脳みそに記憶されていなかったようだ。

その、新聞紙に埋もれた郵便物の中から、吉田家へ転送された万善寺檀家さんの封筒が紛れていた。宛名のヌシは、すでに90歳を過ぎてまだまだ元気なおじいさんだった。彼の少年時代は万善寺先代の憲正さんと遊び友達で、先々代住職からしょっちゅう一緒に叱られていたらしい。今は松江の方へ家を建ててそちらで暮らしていらっしゃるが、数年のうちに五月雨である法事の時は、少年時代を過ごした保賀の地内へある万善寺で法事をするのが楽しみだということだ。
手紙には「今度15日は、午後の2時頃にお邪魔しますので、33回忌の法事をよろしくお願いします」といった趣旨のことが懇切丁寧に書きしたためてある。
「アレレ???」
どうも、私には、そのような法事を引き受けた記憶がない・・・
宗門の手帳にもメモがない・・・・
年回のお知らせをひっくり返して、何回か届いているその施主さんからの手紙も読み直して、過去の時間軸を組み立てていたら、施主さんから問い合わせがあった法事の予定日を幾つか書き出した私からの返信に「今だったらこの日があいてますよ!」という内容の月日を記載した手紙があって、そのひとつに「現在、15日と16日は終日あいてます」が書き込まれてあった。返事を返したのが8月のお盆前のことで、その後、何の返事もないから、次々スケジュールを入れていたら、この度の手紙になった次第。
どうにもこうにも、仏事のからむこればかりは、施主さんの都合で物事が進んでしまうから、対案とか選択肢とか全く機能しないことになってしまう。結局、当初予定のスケジュールに無理やり法事をはめ込んで石見銀山と飯南高原を駆け回って、おまけにワイフにも色々迷惑をかけて、大騒ぎの半日となってしまった。

さすがに、その法事は自分の体力を一気に奪ってしまった。
法事でお経の時間より、終わったあとの思い出話が長いくらいになってしまうから、お経が済んだら91歳の私の母親へ全てを任せて、ワイフと待ち合わせの場所へ結界君をすっ飛ばした。
徳島まで移動すること約4時間。久しぶりに高速道路の追い越し車線を走り通した。

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