工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

2日間に渡って市役所へ日参して大田市内全域へ「とみやま彫刻フィールドアートワーク」の回覧配布集配作業をした。
今週末には、市内の各地で回覧板が回り始めることになるだろう。
行政からの地域広報作業がどれだけ面倒なことか、こういう時によく分かる。前回の奥出雲町でも同じような配布集配作業をしてきた。行政区が変わると、作業内容もかなり大きく変わって、行く先々で前例が通用しないので何かと混乱してややこしい。

吉田が貧乏事業を足で稼いでやりくりしている手段の一つに「後援」の獲得がある。
後援申請くらいだと、紙数枚の作文でほとんど許可が下りる程度の気楽な事務処理なのだが、これが通過しないと関係施設の利用や使用規定などで厄介なことになって無駄に予算を食いつぶしてしまう。反面、こういう面倒なやり取りでひと汗流すのも時間の無駄になっていたりする。ようするに、「時間を取るか金を取るか」の二者択一であって、彫刻絡みの企画など、寝食忘れて日夜動き回ってナンボのもんだから、自分では悶々としつつ、無駄を受け入れながら粛々と用をこなすしか無いところもでもある。

大田市の場合は、回覧配布のみで約2000枚を印刷した。これが戸別配布となると途端に印刷枚数が増えるから、広報衆知もそれぞれの地域事情で難しい選択を迫られている。
とにかく、何かと失敗を繰り返したものの、一応行政総務のクレームを乗り越えてひと仕事を終わらせることが出来たわけだが、それにしても、どう考えてもやたらと無駄が多い回覧配布になっている。たぶん、遠い過去からの習慣が定着して今に至っているのだろうが、たった1枚の回覧配布にA4封筒とそれに添付する用紙の印刷とそれを貼るテープやノリ代までを自腹で乗り切ることになる。それが例えば、100枚の回覧を封筒一つに入れるとなると、若干のお得感はあるが、たった1枚の回覧でここまでの作業をする必要があるのだろうか、ケチ臭い疑問が湧き出してしまった。
昔々、大田市の人口も今の数倍あるいは数十倍であった頃を思うと、今のシステムもそれなりに機能していたのかもしれない。まぁ、行政職員でも月給取りでも何でもない、必死で日銭を稼いでいる程度のただのフリーターオヤジが考えていることなど、世間ではまったく通用しないことなのだろう。
無駄に印刷のゴミを増やしてばかりの配布集配作業だったが、もし来年があるなら今度はミスのないようにキッチリと全てをやりくりしようと心に決めて市役所をあとにした。

夕方につけて、会場の旧富山小学校で展示作業を続けた。
1階の教室には、「現代の彫刻家たち展〜石と鉄の彫刻室〜」と題した教室展の会場を設営した。ほぼ全体が整ったところで、ケーブルテレビ用の広報写真を撮ったりした。そうこうしていたら、個展をすることになっているノリちゃんが教室の寸法を測りに来た。これから2週間位で個展の準備や設営に入るようだ。私が個展を計画する時は、だいたい遅くても1年前には準備をスタートさせている。長くなると計画から交渉まで5年以上かかっていたりすることもある。長ければいいとか、時間を使えばいいとかいうだけのものでもないが、それにしても2週間程度で個展を仕立てるとはなかなかのものだと感心する。ノリちゃんがどんな個展をするのか、今から楽しみだ。

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2017-07