工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

とみやま彫刻フィールドアートワーク第1期終了 

2016/11/08
Tue. 12:20

久しぶりの更新ですなぁ〜〜
11月の2日から6日まで、大田市の東の端にある棚田の里山が広がる富山町で大人の合宿をしていた。
宿舎でお世話になった曹洞宗の松林寺さんからは、富山の谷の向こうにある要害山の近くから朝日が昇って、ご来光の絶景が望めた。
会期中好天が続いたのは、雨男の私にとって奇跡的なことだった。

とみやま彫刻フィールドアートワークは、文化の日をスタートに4日間のメイン日程を無事に終了することが出来た。
今年で2年目を迎えるこのイベントは、人口約400人の町富山のほぼ中心にある小学校の廃校をメイン会場にして、彫刻に特化した美術文化事業になっている。
核になる事業は、まだ十分に新しくて立派な小学校の有効利用をメインにしたワークショップによる「ものつくり学校」で、他にも、教室を使った作家歴の若い美術家の個展や全国から出品を募った小品彫刻のグループ展を開催し、同時に野外彫刻を町内各所に設置することで、比較的整備された棚田が残る富山の里山風景の美しさを町内外の皆さんに再認識してもらいたいという、ささやかな願いも込められている。

吉田が自分から積極的に動くことで、彫刻のネットワークが活性し、彫刻というキーワードが地域の活性につながればいいと思っている。
今年の目玉イベントを富山の竹を使った野外オブジェの公開制作にした。
倉敷在住の草月流師範西本秋翆氏とその周辺のコアなメンバーが富山へ入り込んで、地元有志の皆さんと一緒になって泊まり込みの公開制作を展開する。
前フリで富山の竹を切り出すところからはじめて、その後西本さんの富山現地視察をはさんで、文化の日を迎えた。
地元のみなさんがどれだけ彫刻イベントの活動を理解して協力してくれるか、その時になってみないとわからないという状態のまま当日を迎えたが、私の心配を他所に、早朝から準備万端で屈強のおじいちゃんが集まってくれた。現役時代は左官などの職人さんでもあったから、西本さんや倉敷メンバーのスタッフとの呼吸もピッタリで、概ねストレスなく制作が進んだ。やはり、どの世界も女性が中心になって何かを仕切るとなると、毎日を暇に暮らすリタイヤオヤジは喜々として元気に働いて若返る感じだ。
私の方は、時々制作中の様子を見ながら静観していたが、なかなかのチームワークが出来上がっているふうに感じた。

西本さんとお手伝いの皆さんは、都合3日間で3箇所の野外オブジェを完成させて、4日めのお昼過ぎに富山をあとにした。
設置の終わった野外オブジェは、これから1年間その場所で富山の四季に耐えることになる。会場の草刈りメンテナンスは私が出かけて草刈り機を振り回すことになるが、昨年からこの1年の間に、地元有志のみなさんが何度か草刈り勤労奉仕をしてくれたし、和牛農家のオヤジさんも牛の餌にもらうといって親切に刈ってくれている。
野外彫刻が少しずつ棚田の里山に根付いている気がする。

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