工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

いきおい、つかいつくすべからず 

2016/12/28
Wed. 23:45

この数年、周藤さんが松江で忘年会を企画してくれる。
だいたい多くて5人程度の小規模なものだが、私にとっては仕事のしがらみとか遠慮とかそういうものが無くて、勝手に手放しで盛り上がってしまう。
それで今度もシッカリと羽目をはずして島根の地酒に酔いしれた。

隠岐の海士町で暮らしているじゅん君が帰省のために本土へ帰っていて、ちょうど松江の友達のところでしばらく滞在していたから、帰りは彼にボクの結界君を託した。

昼過ぎに石見銀山の自宅を出発して銀山街道を登っていくと、飯南高原は一面雪景色。
松江で飲んでいる間中雨が降っていたが、その頃には万善寺周辺は雪に変わっていたようだ。
年末から年始にかけて寺暮らしに必要な荷物を降ろした。さすがに冷え込んで寒い。
しばらく留守にする吉田家の営繕で薪を運び込んだりしていたときの筋肉痛が今頃になって身体中へ広がって節々が痛い。
母親と二人の夕食は、ワイフが託してくれたブリ大根や白菜の漬物ですませた。
90歳を過ぎて一人暮らしに慣れてきた母親は、ますます頑固になって私の言うことを全く聞いてくれなくなった。自分も年をとるとああなっていくのだろうと思うと切なくなってくるが、まぁ、せいぜいあと20年も生きたら御の字だろうから、まだ、若干聞き分けが残っているうちにこの世とおさらばできるだろう。

いつもの印刷屋さんから来年のカレンダーが出来上がったという知らせが入ったので、雨の松江へ行く途中にそちらへ回った。原稿の作成中に寺の仏事が入ったりして入稿が遅れて迷惑をかけてしまった。
このカレンダーは、私絡みの年間の行事が決まって動かない日が抜き出してある。これを関係各所に配っておけば、おおよそ吉田の動きがわかってもらえるのではないかと勝手に思っているのだが、役に立っているのかどうかはわからない。それでも、ワイフは自宅の目につくところでそれにメモを書き込んだりしてソコソコ活用してくれているから無駄にはなっていないようではある。

1月から3月には「勢不可使尽(いきおい、つかいつくすべからず)」と書いた。
〜〜〜〜〜〜
調子よく物事がうまくいっているときこそ、自分の立ち位置をシッカリ確かめて盤石なものにしていくことが大事。
だいたいにおいて、人の暮らしは順風満帆であるばかりではない。
いいときもあれば、どうしようもなくうまくいかないときもある。
ムリヤリ無理を通して無理しすぎると、そのうち力尽きておしまい。
〜〜〜〜〜〜
自分を振り返ると、昔の頃のように時間や心の余裕がなくなっている気がする。
結構意識して周辺の仕事を整理して彫刻と寺務の大事なところへ気を使うようにしてきたつもりなのに・・・それでもまだまだ無駄に無理が過ぎているのかもしれない。

1-3月

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