工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

鴨山窯経由石見銀山 

2017/01/10
Tue. 23:54

昨年末から続いていた寺暮らしをひとまず切り替えることにした。

正月からの寺務がうまい具合に区切れなくてこらからもしばらく続きそうなので、彫刻がらみの用事もあるし、そちらの方の事務処理も停滞したままだし、やはり、昨年の仕事量は今の私にとってオーバーワークだということが良くわかった。
自分の許容を超えて無理をすると、結局一つ一つのことにミスも増えるし精度も下るし好いことは一つもない。

今の地球社会は、自分の暮しを保証するためにはある程度自分で都合をつけて自分でやり繰りしなければいけないことも多いから、それに見合うほどの収入は確保しておかないといけないというか、収入を確保するための仕事をしなければいけないことになっているからややこしい。
そもそも、働くということとお金を稼ぐということがイコールでつながって正比例しなければ収入に繋がらないというシステムそのものが本当に正しいのかどうなのか、凡人の私には理解不能だ。
生臭いことになるが、たとえば、「般若心経のお経は、一回くり返したら1000円で3回くり返したら3000円で、だから当然5回くり返したら5000円だけど、まぁ、その場合は500円おまけして、4500円でいいですわぁ〜」みたいな感じで、お布施の額を坊主から示しはじめたら、もう、その時点で「仏の教え」なるものの心柱は根元からボキリと折れてしまって、気がついたら、「戒名代が○○円、院号代が○○円、お葬式は、3コースの中から選べて、オプションも豊富に揃っておりますが・・」なんて、商売が出来上がって、商売上手な坊主がやたらと営業しまくって、ついに総合宗教会社になっちゃった・・・てことになったら、もうおしまいだね。そういう坊主が自叙伝なんか書いたりして、仏教のうんちく並べたハウツー本か何か出版したら、もうそれこそ御陀仏だ。

とにかく、いくら自他共に認めるナンチャッテ坊主でも、お金如きでコロッとコロブような職業坊主にだけはなりたくないね・・・などと、勝手にカッカしながら荷造りをして結界君へ積み込んで、万善寺を出発して石見銀山へ向かった。
飯南高原は、しばらく続いていた雨もあがって冬にしてはほのあたたかい穏やかな1日になった。
これから、本格的な寒気団が南下してくるようで、冬の青空もしばらく見れなくなるだろう。2〜3日したら、また万善寺暮しに戻る予定だが、その時は飯南高原も一面雪景色になっているはずだ。

銀山街道の途中にある知人の陶芸家を訪問した。
毎年、正月のこの頃に、石見銀山への移動を途中で寄り道して、新年の挨拶をかねて自家製大般若六百巻祈祷札と自家製カレンダーを年始がわりに手渡す。もう、何年も前から続いていて、その時にはせっかくだからその年の新作を幾つかチョイスしている。
今年は、やっぱりコーヒーカップになってしまった。
さっそく、夕食の後に一杯のコーヒーでそれを使った。

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