工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

寒すぎて話がスベった 

2017/01/14
Sat. 22:42

大寒波襲来で、島根県は強烈な風と雪で冷凍庫の中にいるようだ・・といっても、そこまでの経験はないけど・・・
久しぶりに一夜を過ごした石見銀山の吉田家から朝の町並みに出ると、結界くんの窓ガラスに昨夜の雪が凍りついてびくともしない。こういう時は、しばらくエアコンフルパワーの暖気運転をして運転席前の視界が開けるのを待つ。
山陰道へ入って江津方面へ走ると、横からの北風に結界くんがあおられてハンドルをとられそうになる。フラフラしながら走り続けてやっとの思いで今日の仕事先キリスト教系列の高校へ着いた。
昨年の後半で建て替えが続いていた美術小屋が立派に蘇って、ログハウス風のオシャレな小屋になった。
美術関係の授業らしきことをしなければいけないのだが、どうもその気になれないまま正月気分を引きずって、年末年始の寺暮らしと坊主の実態に、今考えていることと、吉田の今年の目標のことなど無駄話ばかりを延々と続けてしまった。
授業とも言えないほどのつまらない時間が過ぎてから、学校のみんなで餅つきが始まった。もち米を石臼で潰すあたりまで手伝った。北風が強くて、鼻水がとめどなく流れた。

近隣のお檀家さんへは、先日までにお年始の御札などを配り終えて、その後、県内外の遠くのお檀家さんなどへの発送作業が続く。下世話なことだが、ゆうパックの発送でも1通180円かかるし、カレンダーの印刷代も加えると、結構な合計額になってしまう。正月早々から布教活動もなかなか厳しくて辛い。
毎年、明治時代制作の版木を使った手摺り木版で守護札を摺る。

〜〜〜〜〜〜〜〜
おふだのおとりあつかいについて・・・
「大般若経六百巻祈祷守護札」は、皆様のご自宅の玄関内側上部へ貼りだしていただくことで、ご家族をはじめ、毎日御札の真下を通過されるすべての皆様の家内安全、無病息災、身体安全等をお守りすることとなります。
「五穀豊穣」は、地球人全てが幸せに暮す事のできる根本であります。どんな職業であれどんな国家であれどんな社会であれ、食の根本が絶たれると生きることも危ぶまれます。
大般若経六百巻の転読祈祷法要には、そのような、大きな願いが祈り込められています。
・・・・・云々・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こんな感じの添え文を用意するのだが、それでも皆さんなかなか読んでもらえなくて、夏の棚経でお経を読むと、お仏壇のお位牌さんの裏辺りにペロンと立てかけてあったりしてがっかりすることもシバシバだ。
この世で暮らす我が身のための守護札を、お仏壇の仏様やお先祖様と一緒にお祭りしておいてもなんの効果もないのだが・・・今時の宗教観というものはせいぜいその程度のものなのだろう。
高校生を相手に、そんな悲哀の仏教坊主の話をしてしまったわけだ。
こんなことが校長に知れると、この3月いっぱいでクビだろうね・・・

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