工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ブックカバーの1冊 

2017/02/06
Mon. 14:47

写真のブックカバーは、私の愛する娘達(もちろん、長男もワイフもそれにネコチャンズも愛してますよ!)からの誕生日プレゼントである。
文庫本仕様だから単行本は今までのように何かの包装紙を裁断してカバーを作っている。

私の場合、読書時間の90%はゴロリと寝転んで片手の親指と小指でページを広げて、ほかの指で角度を調整しながら、肘を支えにして手首の調節で文字を追いかけている。
最近は、単行本が次第に重く感じるようになった。
特にハードカバー仕様はその重さと頑丈さが障害になって近年遠ざかっている。
それに、何年も前から新刊本を本屋さんで買うことも無くなった。
年に数回ほど古本屋さんで買いあさり、チェックを入れ、Amazonで検索して中古本が1円になることをひたすら待ち続ける。
読んだ中古本は、適度に溜まったところで下取り放出をする。
本によっては1円にもならないものもあるが、本棚の肥やしにしておいてもしょうがないから、そのまま処分してもらう。
まれに、何年か時が経ったあとで、昔読んだ同じ本を無性にもう一度読みたくなる時があるが、そういう時は、迷わずAmazonで1円の中古本を検索する。
時々そんなことを繰り返していたら、気がつくと吉田家の数カ所の本置き場へ同じ本が別々に並んでた・・ということもあったりする。
それでも、せいぜい合計500円にもならないから、「新刊本を1冊買うよりは安いのだ!」と、自分のミスを正当化してしまったりする。
読書好きだったり、文学に傾倒される諸氏にとっては、私のような読書システムなどもってのほかで憤懣おさまらないとこであろう。

そんなふうな、だらしない読書をしていても、一向に値段が下がらなかったり、むしろ中古本になって値が上がったりするような本もあったりする。
あれは、今から1年くらい前のことだったろうか?まだ2年までは過ぎていなと思うが・・私のスキな安西水丸氏絡みの本が新刊文庫本仕様になったことがある。タイトルが「雑文集」で村上春樹さんの本だ。確か、単行本が出た時は、まだ安西水丸さんはお元気だったと思うが、思い間違いかもしれない。
その「雑文集」なる本の文庫本化を心待ちにしていて今に至ったわけだ。
だいたい、文庫本など、発売されてブームが過ぎれば市場がこなれて1円価格で安定供給に入ったりすることが多いので、その雑文集もそれをひたすら待ち続けていたのになかなか1円にならない。そろそろ、安西水丸さんの4〜5回目の命日も近いし、出来たらそれまでに「あの本を読んでおきたいなぁ〜」という気持ちが次第に強くなって、その気持を抑えることができなくなってしまった。
そこで、遂に思い切って、今年に入って数十年ぶりに、栞もあるし帯もある新品の文庫本を買った。確か、800円はしたような気がする。
今、それにブックカバーしてチビチビ読んでいるが、なかなか勉強になっていたりする。
村上春樹さんのことは何処が良いのかどうもわからないこともあるが、安西水丸さんの引合せで村上春樹さんの知られざる奥深い一面に触れている気もする。

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