工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雪男の旅ーその1 

2017/02/11
Sat. 11:14

昨年から出品させていただいている岡山県児島周辺のフィールド芸術祭へ今年も参加させていただくことになった。
吉田の場合は、比較的彫刻に特化した展覧会やワークショップを中心に島根県の田舎を巡業するような企画にとどまっているが、岡山の場合は、コーディネーターの広瀬氏を中心に、備前あたりから倉敷、水島、児島あたりに暮らす地元のアーチストやその周辺の有志の皆様が集まって、絵画・彫刻・工芸などの美術に音楽や演劇なども取り込んだ総合芸術祭を練り上げ、だいたい2ヶ月をメイン期間として企画開催されていて、確か今年で5〜6回目になるはずだ。
その芸術祭には、日本を始め世界各国からアーチストが参集するから、ある意味国々の文化交流的要素も加わって、たとえば寄せ鍋のような旨味のある文化事業である印象も受ける。
私としては寺の維持管理を含めた生活上の制約もあるから、全面的に岡山の芸術祭へ乗り切るわけにもいかないが、山陰の田舎で地道に制作や発表の活動をしている若い美術家たちの制作の場を広げて欲しい気もしていて、吉田が触媒にでもなれれば良いなとも思っていたりする。

1泊2日の岡山の旅は、その芸術祭での彫刻設置の下見を兼ねたものだった。
それに、徳島と鳥取の用事も抱き合わせして、石見銀山で準備をしているところへ今回の3回目の寒波襲来となった。
自他ともに認める雨男の吉田は、この冬シーズンでは見事「雪男」になってしまった。
雪道の移動を含めた雪対策は、それなりに遺漏無いようまとめているつもりだが、なにせ、世間には雪になれない集団諸氏も大勢いらっしゃるので、そういう不特定多数の中を移動することはかなりのストレスになってしまう。

初日は、徳島の用事を済ませて児島の由加山を目指した。
お昼の3時位に由加山神社へ到着する予定でスケジュールを決めたのだが、例の寒波の影響で、夕方近くの到着になった。
境内の様子は特に問題がなさそうに思えたが作品の搬入経路が厳しくて苦労しそうな気もする。
そのことが事前にわかっただけでも心の準備ができるし、やはり下見をしてよかった。
一晩由加山近くで1泊して、2日目は児島にある芸術祭メイン会場へ移動した。
そちらは昨年にチェックしてあるから、搬入動線の確認程度で終わった。
その後、下津井の港町で別件用事を済ませ、そちらから一気に中国山地を山越えして倉吉へ急いだ。高速道の各所で冬タイヤの確認をされたが、無事に鳥取県へ入ることが出来た。一山越えたあたりの街道で、11tが道から滑り落ちていた。これでトラックが車道を塞いでいたら、たぶんその日は車中泊になっていただろう。不幸中の幸い・・・
ほぼ予定していた定刻に、倉吉のキーポン宿舎前へ到着して、彼女の引っ越し荷物を結界くんへ積み込んだ。
それからは、山陰道を順調に西走して石見銀山へ着いた頃に、また雪が降り始めた。
ワイフが気を利かせて風呂を用意してくれていた。

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