工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

気持ちの切り替え 

2017/02/17
Fri. 18:42

ボーズには特に関係も影響もないことだけど・・・まぁ、ひとまずのくぎりということで気持ちの切り替えも必要だし・・・
2月14日バレンタインデーをご縁日に、万善寺暮らしから石見銀山の吉田家暮らしに移動した。
約2ヶ月半の間に少しずつ増えた荷物運搬で参道の一本道をヨレヨレになりながら結界くんまで何往復したことか・・・
3回目の寒波は、完全に山雪寒波だったようで、石見銀山は申し訳程度に薄っすらと雪が降り積もった程度のことだった。
飯南高原から約40分ほどの間に、風景がまったく変わってしまう。

2月15日・・・島根大学教育学部の卒業制作展が県立美術館ではじまった。
若い学生さんの4年間の勉強の成果発表だから、できるだけ毎年の展覧会を外さないようにしている。
今年は、週末から倉敷児島の芸術祭イベントで彫刻搬入があるから、珍しく青空も見えて天気もいいし、初日に出かけることにしてワイフを誘った。
裏日本の山陰で暮らしているから仕方がないことだが、やはりアチコチアクティブに行動しようとすると雪はそれなりの障害になって動きも鈍くなってしまう。

ワイフとしばらくぶりの情報交換をしながら松江の県立美術館へ移動している最中に、iPhoneが鳴った。
お檀家さんからの着信だったのでふと嫌な予感がした。
ハンズフリーにしたら、「主人が亡くなりまして・・」・・・予感が的中してしまった。
「いま移動中でして・・・夜の8時位にはお邪魔できると思いますので、それでお願いします。急なことでしたね・・・」
葬儀日程の事務的な話も必要だが、まずは少しでも早く枕経を読んであげなければいけない。

卒業制作展も、そんなことでなんとなく落ち着かないままになってしまったが、作品の内容は力作ぞろいで好感が持てた。
前年に工芸の教授が定年退官された関係で、金属工芸の作品が絶えた。
退官の彼は私の大学時代の先輩で、内地留学の2年間は隣の研究室でよく見かけていた。
私が島根へUターンした頃の彼はまだ独身生活をしていたから、時々吉田家を訪問してワイフの手料理をぱくついたりしたこともあったが、そのうちどちらからともなく疎遠になった。それでも、同じ県内に暮らす、同じような金属素材の造形作家つながりもあるから、時々風の便りに彼の情勢を耳にすることもあった。出身は兵庫だが奥さんの実家が松江なので、自宅を新築して松江の人になったようだ。ちなみに、奥さんはワイフの後輩になるが、こちらも特にワイフとの付き合いはなさそうだ。

枕経を済ませて、石見銀山へ帰宅したのは夜の10時近かった。
亡くなったご主人は私と同じ年生まれの同級生だった。

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