工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ひな祭りの日本海 

2017/03/04
Sat. 08:36

絶不調ながら、自分の周辺で流行中のインフルエンザではなさそうなので、それなりに不幸中の幸いということで片付けてはいるものの、不調であることには変わりなく、頭もシャンとしないし身体も思うように動かないしするので、なかなか思考がまとまらないまま、彫刻を見切り発車することにした。

石見銀山のバイパスを走っていたら、T字にぶつかる脇道から2台の乗用車が本線へ出ようと一時停車していた。
目の端にそれを確認しながら運転していると、最初の1台がかなり強引に結界君の前に入った。それに釣られたように、2台めがフラフラと本線に入りはじめてくる。
誰がどう考えても、このままだと完全な衝突事故になる。
結界君は、年期の入った平成時代初期の貨物車で、かろうじてエアバックを装備しているもののABS装置など搭載していない。
その脇道は、ちょうど大きなカーブの頂点あたりで本線に合流している。
私の方はハンドルを少し右に切っているし、このままブレーキを踏むと自分がスピンしてしまいそうでヤバイ!
とにかく、2度3度と断続的にブレーキを踏みながら後続車へ事態の異変を知らせつつ道の真中で停車した。
脇道からフラリと出てきた乗用車は、ニットの帽子を目深にかぶってオシャレな細縁のメガネを掛けたおばさんだった。
彼女の視線は進行方向から左に向いたままで、左へ曲がる気満々。
本線を右から走ってくる車などあるはずが無いと、確信しているふうだ。
ここで、怒りに任せてクラクションを鳴らすなどしてら、そのおばさん完全にパニックになってその後どうなるかわからないし、それも面倒だから、とにかく冷静にピクリとも動かないで眼前の事態が回避できるまで待つことにした。

その後、何事もなかったようにことごとく行く先々私の前を走り続けた乗用車は、町道の四つ角で停車したままなかなか動かなくなった。どうかしたのかとイライラしながら後ろで待っていたら、しばらくして右から1台の車がやってきて目の前を通り過ぎた。
そのおばさんは、今度は随分遠くから走ってくる車が通過するのを待っていたようだ。
あぁいうドライバーが一人いるだけで、どれだけの人間が迷惑していることだろう。
場合によっては、本人の知らないところで何台もの車が事故に巻き込まれているかもしれない。

それでなくても、体調が思わしくない上に、無駄に気疲れしてしまった。
素直に工場へ行く気になれなくて、そのまま日本海を目指した。
玉石採集をしているいつもの海岸は、直前に漂着物の清掃を済ませたようで、ゴミの山が駐車場の周囲へうず高く積み上げられていた。
見渡す限り玉石の海岸だったひところに比べるとかなり砂浜の面積が広がっていた。
見た目には春が近づいているふうだが、まだまだ北西の風が強い。
波が玉石の間際まで打ち寄せている。

IMG_1545_201703040834305de.jpg

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