工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雨のあと 

2017/04/14
Fri. 23:47

風邪ごときでいつまでも寝ているわけにいかないから、とにかく朝から起き上がることにした。
これで、もう3日も寝込んだことになる。
ワイフが、婦人会のお弁当作りに出かけるというので、私も思い切って万善寺へ行くことにした。
風邪薬を飲まないといけないから、いつもは食べない朝食をとって薬を飲んだ。
寺までの40分が睡魔との勝負になる。

前夜から雷の鳴る大荒れの空模様で、時折大雨が激しく屋根を叩いていた。朝になって石見銀山の町並みへ出てみると、側溝の水位もそれほど上昇している様子もなく、だいたいいつもと同じような感じだ。
夜中の雰囲気だとかなりの豪雨に感じたのだが、風邪のせいでどこかしら意識が朦朧としていたのかもしれない。
万善寺の境内へ結界君を乗り上げないとゴミなどの荷物を詰めない。
雨の後は、柔らかい真砂土の庭にワダチが残るので嫌なのだが仕方がない。
3日ぶりの万善寺は特に大きな変化もなかった。たたんでおいたブルーシートが風に煽られて何処かへ飛んでいっているかもしれないと心配したが、それもなかった。

飯南高原もやっと春めいて暖かくなってきた。
アチコチで桜が満開になっている。
万善寺の墓地にある桜も満開に咲いている。
3月のお彼岸は雪が多くてお墓まで行けなかったから、長靴に履き替えて登ってみることにした。
お墓への参道脇には杉が植えられている。秋から冬にかけての杉葉が積もっている。私は、この杉葉の積もった坂道を歩くことが好きだ。ちょうどいい加減のクッションになって、長靴がいい感じでやわらかく沈む。
墓石の並ぶ平地も杉葉の絨毯になっている。
今年の冬は何年ぶりかの豪雪になったから、墓地の周囲を囲む雑木も折れ倒れているだろうと覚悟していたら、それほどでもなかった。桜の枯木も心配したが大丈夫だった。梨の木は少し太い枝木が折れて落ちていた。墓石の倒壊もなく、憲正さんの新しい墓も、法事の塔婆も倒れないでいた。
墓の桜は、見上げるほど高いところで満開になっている。周囲の杉に負けないようにセッセと上へ伸びようとするから仕方がない。
風邪で鼻が詰まっているから春の匂いを嗅ぎ分けることが出来なかったのが少し残念だった。それでも柔らかい杉葉の地面を感じられただけでも少し気が晴れた。

1日中、庫裏の片付けをしていたのだが、どうも片付いた気がしない。
「大丈夫、絶対に確実に片付けが進んでいるから!だって、何もしてなかったわけじゃないでしょ!」
帰宅して1日の報告をしたら、ワイフが慰めてくれた。

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