工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

年度初め 

2017/04/20
Thu. 23:22

遅咲きの桜もほぼ散った。
1時間半の会議が長く長くとても長く感じて、耐えられる限界に達していたら、町会議員選挙の立候補者が選挙運動に現れたりして、もう我慢も限界。

保賀自治会は、他の2つの自治会と併せて連合自治会のような組織になって行政の下部組織を形成している。
その中で、それぞれの自治会から幾つかの役員を選出して(ほとんど1年交代の輪番制だけど)連合自治会の組織委員になる。
私は、保賀地区上組班長の役があって2年連続で今夜の会議へ出席した。
連合の自治会長さんの上部組織議題の報告会と会計の決算報告と予算案報告程度のことで、長々と会議1時間半は誰がどう考えても長過ぎる。
保賀の自治会からは、総勢7人も役員が出席していた。
20戸を切る保賀地区から、7名もの出席が必要だということがすごい。こんなことをしていたらあと10年も経たない間に保賀地区は一戸一役から一人一役になりそうな勢いだ。行政のトップダウンは、過疎と高齢に喘ぐ田舎暮らしの住民にはあまりにも役が重すぎて動きようもない。

参集の会議メンバーは、会議慣れしている元や現の行政マンだったり、消防団とか◯◯会とか、だいたいが役付の仲良し組だったりして、誰かの一言に誰かが食いついてどうでもいいような質問を投げたり、報告を審議に持ち込んだり、とにかく会議が好きなのか、日常会話の乏しいさびしんぼうか、自宅に帰りたくないヤバイ理由でもあるのか、何時までたっても集会の終わる気配がない。それに、だいたいの歳廻りがそうさせるのか、私の同級生が3人も役付になっていて、そのうち一人は連合自治会長だったりするから逃げようがない。

先日、坊主家業で説教とは程遠い仏教話しをして、その終わりがけに、「方丈さんの話が長すぎるから後が迫っとりますけぇ〜」と、私に聞こえるほどの捨て台詞を吐かれたことを思い出した。
檀家さんの寺参りでそのくらいの仏教認識だから、現代のナンチャッテ坊主としては世間の政治経済社会に対して宗教の価値観を正論でぶちあげても、とても太刀打ち出来ないというか、暖簾に腕押し糠に釘的状態で気力も萎える。
結局自治会の集まりのことなど、出席者のだいたい4分の3程度はその筋のコトが好きな方々なのだと思ってしまう。
いくら持ち回りだとか順番だとか輪番制だとかいっても、役を引き受けるという意思があっての役付は大なり小なりその筋に関わることで自分のステータスを維持する自分に酔っているようなところがあるのかもしれない。
そういう連中にとっては、保賀の上組の班長のような使いっ走りごときでも、役付の一役として意識されているのだろうが、ただの使いっ走りごときがアレコレドウコウ言える立場でもないことは重々承知のはずだ。
田起こしの水田で鳴きあうカエルたちの合唱のほうがずっと耳に心地よく響く。

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