工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ひさしぶりのとみやま 

2017/05/05
Fri. 22:16

石見銀山を出発して三瓶山へ向かって結界くんを調子良く走らせていたら、ポツリポツリと雨が降ってきた。
雲の様子は雨になるふうでもないが、山の天気は変わりやすいから特に気にしないまま富山町へ急いだ。
久しぶり・・・というより、今年になってはじめての富山になる。

富山町の有志が集まって「とみやまカフェ」なる春のイベントを開催するにあたって、私へワークショップでもしてくれないかと依頼があったのは確か3月の終わりごろだったと思う。
ちょうど母親の葬儀のことで忙しさがピークの時にメールが入っていたから、回答の返信がかなり遅れた。
5月5日というと四十九日の直前になって法事のことも考えないといけないし、ひょっとしたら連休を利用した帰省のお檀家さんからお寺参りの連絡があるかもしれない。この時期の坊主家業は色々と予測不能なことが生じやすいから簡単にその時のノリで引き受けるわけにもいかなくて判断に苦しんだ。
なんとなく機嫌の良さそうな頃合いをみてワイフへ伝えると、「またガラス絵にするの?」と、普通にワークショップの内容へ食いついてきたから、これなら私のドタキャンがあってもなんとかなるだろうと判断して、ひとまず電話だけでもしておこうと、「内容は未定だけどなんとかしましょう」と伝えておいた。

富山では今年も彫刻のイベントを開催することになった。
そのこともあって地域の皆さんには昨年に引き続いてお世話になるし、年度代わりの挨拶代わりには良い機会になった。
昨年の会期中に草月流の竹造形を公開制作したが、その作家が私のSNS告知に反応して、作品の手直しとバージョンアップの追加制作を兼ねて倉敷から駆けつけてくれた。
私の方は、ワークショップの事もあって制作の手伝いをするほどの余裕がないままお昼を過ぎて、「とみやまカフェ」もいつの間にかクローズの時間が来た。

万善寺の庫裏も老朽化が進んで今のうちに手直ししておかないとあとになって厄介なことになってしまうところが数カ所あって、その下見を何時もの棟梁へお願いしておいた。
棟梁は連休返上で忙しくしているところを、無理して時間を造ってくれた日がワークショップ当日に重なったので、寺と富山と石見銀山の中間地点になる三瓶山東の原で待ち合わせた。
富山の片付けをワイフに託して結界くんを走らせていると、見事時間通りに棟梁が西の原方面から登って来た。
そのまま万善寺まで先導して庫裏の修繕場所を見てもらっていたら永代供養塔の墓石造立をお願いしている石材屋のご主人もやってきて、幾つかの打ち合わせが一気に進んだ。
二人が慌ただしく帰っていった後、万善寺が急に静かになった。
若い鶯が発声練習を始めた。随分上手になっている。
雀が2〜3羽境内へ舞い降りた。本堂の基礎石付近へ撒いておいた古米がなくなっていた。

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