工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

遥か彼方の日々是好日 

2017/05/29
Mon. 23:41

今年に入ってから、絶え間なく寺院の慶弔事が続いている。
それでなくても財政難資金難で喘いでいる万善寺は、先住職の頃から貯蓄していた運営資金をこの半年間ですべて吐き出すことになった挙句、吉田家の自己資金での補填も底をつき、ついに金融機関のお世話になるまでに至ってしまった。

法類東堂さんの遷化で密葬本葬の随喜などなど・・・
万善寺のおかみさんで私の母親である俊江さんの葬儀から墓石建立・・・
間に大般若会随喜を挟んで、法類新命さんの晋山式・・・
そして・・
晋山式が終わって万善寺へ帰宅途中に、隣町のお寺の奥さん死去の連絡が入って急遽駆けつけたのが昨日のこと・・
ひとまず、枕経を読ませてもらって、あわただしく前後の打ち合わせを済ませ、あらためて仮通夜へ出かけた。
ご主人でご住職はあいにくの体調不良で入院中。
奥さんの枕経のあと、病院へ引き返すことになった。

とにかく、自分の周囲のすべてがあわただしく過ぎる。
こういう時に、自分の都合を押し付けるわけにもいかないし、周りの都合でドタバタと動き回っていたら、完全に膝が固まってしまって、鈍い痛みの絶えることが無い状態にまで症状が悪化してしまった。
そんな中、これから本通夜から葬儀告別式と続き、その足で別のお寺の年中行事の御縁日になっている大般若会へ随喜する。
この前代未聞の慶弔事や縁日仏事の連続で、さすがのノンビリジダラク坊主も心身の疲労蓄積が解消できないままアッという間に1日が過ぎてしまっている。

唯一の救いは、このところ続いている安定した天候。
いまのところ、慶弔事のすべてが好天に恵まれている。
先日の晋山式も、この時期としては珍しく澄み渡った青空であった。
最近の万善寺方丈は、寺院の慶弔随喜で記録係の配役が定着してきたようだ。
このたびの晋山式では撮影枚数約1000枚!
朝の7時から昼の3時過ぎまで、ほぼ立ち通しで2機のデジタルカメラと2枚のSDカードを使い分けた。これで、一昔前の一眼レフとフィルムだったら、どれだけの経費がかかっているだろう・・などと、想像してみたが私の脳みその容量では計算不能。

ぐったり疲れて帰宅すると、クロが玄関まで迎えにきてくれた。
子供たちもすべて独立し、夫婦の二人暮らしが始まったこの2ヶ月が、あまりにも早くに過ぎ去ってしまった。
日々是好日の真意は、その境地をくみとる以前で力尽き、世間の俗に飲み込まれてしまった感もある。
この状態であと半年まともに暮らしていけるだろうか?・・現実は実に厳しい・・・

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