工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ひとりめし in 万善寺 

2017/06/01
Thu. 23:48

このところ連日快晴で暑い日が続いていたが、今朝は薄雲が石見銀山の谷に降りて肌寒いくらいだった。
石見銀山でこういう状態の時の飯南高原は、もっと厚い雲にスッポリと包まれているか、朝霧が晴れて抜けるような青空が広がっているかどちらかになっていることが多い。

銀山街道の途中で三瓶山の全景が見渡せるところがあって、其処まで行くとだいたい万善寺周辺の事情が想像できる。
「万善寺のあたりは雨になるかもしれないな・・・」
なんとなく、そんな気がした。

午前中は石材屋さんが万善寺の墓地で永代供養墓の作業を進めると連絡が入った。
墓地のある辺りは、古い土地でどこまで掘っても墓地にしておくにはもったいないくらいの上質の黒土である。
甲子園の土は大山から持っていっているらしいが、それに負けないくらい純度が高い。
今は、国の行政指導もあって荼毘火葬がほぼ100%になっているはずだが、少なくても島根県各所で昭和の中頃まで土葬が普通に残っていた。
この黒土に土葬で埋葬されたご先祖様方は、200年位経ってもまだ遺骨が原型をとどめて残っているだろうと思っていたが、職人さんから、無縁仏の墓から二体ほど土葬の遺骨が出たので、火葬にして仮埋葬しておいたと報告を受けた。
今の事情でお墓に手を加えると、こういうことがあるのも当然のことだから、事前の撥遣供養がどれだけ大事なことかよく分かるだろう。この度も、遺骨が残っていると予測できたので、事前に念入りに撥遣のお経を読んで供養をしておいたから、職人さん方も安心して仕事に打ち込んでくれているわけだ。

午前中で作業を終わった職人さんが帰ってから、一人昼飯を造って食べた。
前日に随喜した大般若の斎の御下りで茶飯や煮しめを頂いた。そのお寺では、数年前にお檀家さんの大々的な世代交代をした時、婦人部の皆さんも一気に若返った。茶飯は作り手が違うと味も変わる難しいご飯だから、先輩ご婦人方から事前の厳しい引き継ぎ指導があったらしい。
ワイフは流行りのサラダチキンのようなものを造ってくれていて、直前にフライパンで火を通した。そういうことをして良かったのかどうかわからないが、旨かった。
ボクは、買い置きしておいたサーモンの切り身をムニエルにした。もともと新鮮だったし、あまり火を通しすぎるとパサパサになって鮭ふりかけと変わらなくなりそうだから、少しレアの状態で火を止めた。
墓地の往復と境内の外仕事で流した汗の補充は、麦とホップのハーフ&ハーフ。
バックミュージックは、先日のテロ被害で傷心のアリアナちゃんを想いつつ、最新アルバムを流した。

外は、なんとなく怪しげに曇っていて湿気が強い。
たぶん、夕方には雨になるだろう。

IMG_1841.jpg

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