工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

そろそろ梅雨入り 

2017/06/06
Tue. 23:12

山口県のあたりまで梅雨入りしたらしいので、島根県もそろそろだろと思いつつ、万善寺の外仕事を進めた。
一人でコツコツ精を出す程度のことだから、見た目に大きくはかどるわけでもないが、昨日まで境内を邪魔してた松の枯れ枝が今日は無くなっていた・・くらいの変化はしている。

いよいよ、憲正さんの3回忌法事が近づいて、準備が本格的になってきた。
6月に入ってすぐに法事出席の取りまとめをお願いしていたのだが、その返事が集まった。
親族家族あわせて11人。それに、ご導師以下方丈様方が4人。併せて15人となった。
祥月命日を優先した平日の縁日法事で二桁の親族が出席だから、みなさん、よく都合をつけて頂いたことだ。これも、憲正さんの人徳と感謝している。

世間事情で仕方がないことだろうが、万善寺の今時の年回法事は祥月命日と全く連動しなくなった。その関係もあってか、施主さんご自身でも、ご先祖様の祥月命日を覚えていらっしゃることが激減した。
昔は、お盆の棚経で回って歩くと、行く先々でその家のお仏壇前にご先祖様の御位牌を月の順番に並べてお奉りして佛飯のお供えなどがしてあった。そのように手厚くお奉りしてあると、坊主としては回向が長くなるので何かとグッタリするが、一方で施主さんのご先祖様に対する供養おもてなしの気持ちが伝わって気持ちがシャンと引き締まる。
近年はのお仏壇は、お経を読む気も失せるほど見るも無残な状態でであるところが増えた。そういう現状を横目で見ながら坊主家業を続けなければいけなところに、なにかしらのジレンマを感じるのである。

最初の子育てが終わったらしく、ツバメがつがいで飛び回るようになった。
彼らの本能なのだろうか、縁側の窓も全開してあるのにだいたいほとんど玄関から家の中へ飛び込んでくる。
ひとしきり庫裏を飛び回ったあと本堂へ飛んでいった。
つがいで仲良く半鐘の支えで羽を休めている。
これから二回目の子育てが始まるのだろう。

石材屋さんへ永代供養墓の文字を提出して、夕方いつもより早めに寺を出た。
石見銀山を過ぎて大田市のスーパーへ寄った。
その時間帯は、食材やお惣菜が二割引きから半額になる。

自然石に刻む文字は、色々と考えた末に、「両忘」「道心」「玄妙」とした。
この3つを、それぞれ、「永代供養」「有縁無縁供養」「三界萬霊」にした。
数日間、久しぶりに集中して昔の仏教絡みの本を読み返した。
一つの文字に託された深い意味や味わいに触れることは大事なことだと再確認できた。
石見銀山の町並みへ梅雨の湿りが低く降りてきた。

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