工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

気が抜けた 

2017/06/19
Mon. 23:50

2・3日前から気持ちが緩んだ。
まず、身体が動こうとしなくなった。
そして、身体を動かそうという気持ちが何処かへ飛んでいったままになった。
こういう状態を、「気が抜けた」というのだろう。
いつもだったら、「ヤバイ!」と感じて、焦って、少しでも早く気持ちの切り替えをして次につなげようとジタバタするのだが、どうもそういう気になれないまま、そろそろ3日目が過ぎた。
その間に、幾つかの出来事があった・・・といっても、別にどぉ〜ってことのない些細な事なのだが、抜け殻のような自分にとっては適度な刺激になって、マッタリとした時間がいい具合に過ぎている。

万善寺で過ごす時間が増えてから、誰にも文句を言われることが無くなったまま「トイレ読書」が続いていて、薄いエッセーや薄い短編集を持ち込んでチビチビ読み進めている。その一冊を3日前に読み終わって、次の一冊と入れ替えた。
万善寺のトイレは、窓の外に人目を気にすることのない荒れ地や裏庭が続いているから、半分野外にいるような開放感があって、吉田家以上に長居をしてしまう。
そのせいか、読書しながらウンコをしている(・・というより、ウンコをしてからそのままの姿勢で読書をしている・・)ときにかぎって、「方丈さぁ〜ん、こんにちわぁ〜」とか、「ごめんくださいませぇ〜〜」とか、近所のおじさんや業者さんの訪問が多い。あわてて本を閉じて「はぁ〜〜い、いまトイレですぅ〜〜、ちょっとまっててくださいねぇ〜、すぐでますぅ〜〜」などと、叫びながらトイレットペーパーをグルグル回したりする。そういうことが何回か続いて、次の予定が少しずつ決まった。

古い瞬間湯沸かし器を廃棄することにして業者さんに相談していたら見積もりが出た。「梅雨に入ってしまったから雨次第ですけど・・」の条件付きで、「ひとまず、今週末に伺いますので・・」と、日程が決まった。
「トラックの修理が終わったら仕事入るけぇ〜ね〜」ということで、棟梁から三畳と六畳のフローリング改修日程の知らせが入った。
そして・・「永代供養墓も良うなりましたけぇ、チョット一杯やりましょぉ〜やぁ〜」
万善寺の墓地で石屋さんの工事が入っているのを聞きつけて、「これは良い都合だ!」と我が所の墓地整理を思いついた近所のオヤジさんが二個一の建立祝をしようと誘ってきた。なにか、ヒトのフンドシを勝手に借りていった気がしないでもないが、まぁ、それも大事な近所付き合いだし、「そりゃぁ〜良いですねぇ、やりましょう!」ということにしておいて、今週末に予定を入れた。
お地蔵さまを万善寺の庭先で彫っていた彫刻家のタマゴが、松江の県立美術館のお地蔵展へ出品するので、ワイフと調整してそれを見に行く日も決めた。奥出雲町で今年も開催予定の彫刻展打ち合わせや相談をすることにして、それも今週末に決まりそうだし、「気が抜けた・・」といっても、結局2・3日だけのことで終わってしまいそうだ。

俊江さんの納骨も終わった早朝の墓地へ登った。
微風に揺れる雑木林の心地よい葉音がシャワーのように降っていた。

IMG_1934.jpg

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