工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ほとけさまの御蔭 

2017/07/04
Tue. 23:27

数え歳で85歳は少々早すぎる気がする・・・隣町の禅寺ご住職が遷化された。

宗門では、多少の地域差はあるものの、だいたいおおよそ葬儀の流れが決まっていて、この度も本葬は49日が巡ってくる8月に行われることが決まった。
それに向けてまずは密葬を行うまでの2日間は枕経や夜伽のおつとめが続いた。
それから通夜があって密葬のあと荼毘に付された大和尚さまは、本堂へ仮に安置された祭壇で本葬の当日を待たれることになる。

梅雨に入ってからほとんど雨の降らない毎日が続いていたので、一度降り始めたらなかなか収まらないまま大雨になることを心配していたが、先頃からどうもそういう心配の方へ天候が変わりはじめてきた。
万善寺から離れられないまま、雨の具合を気にしているのだが、ただいま別居中のワイフから「LINEでもいいんだけど、電話のほうがはやいから・・」と珍しく着信が入った。
石見銀山の駒の足自治会は、避難待機の連絡が回ってきたそうだ。
石見銀山の谷は、V字型に切り立っていて、そのほぼ真中を銀山川が流れている。
町並みの数カ所に銀山川の大きな蛇行があって、大雨が続くとそのあたりに冠水の被害が出る。万善寺から離れることが出来ないでいるから、ワイフやネコチャズの暮らす吉田家のコトが心配ではあるが、今のところどうしようもない。

山陰二紀展のグループ展案内状が届いた。知らない間に出品者も増えている。
いつも私のすぐ隣でワイフがコツコツ制作しているはずなのに、あまり展覧会情報が私の耳にまで入らない。ワイフくらいのベテランになると、作品の破綻もないから心配もないが、作家歴の若い新人が増えているのなら、それなりの手厚い援助も大事なことだと思う。
万善寺へ寄宿中の彫刻見習いチャンもそのグループ展へ出品できるといいと思っている。
DMを見せてやろうと庫裏をドタバタ探していたら、ボクの大事なAppleWatchを思いっきり柱の角へぶつけてしまった。強化ガラスのカバーを付けていて、それが割れ砕けて吹っ飛んだ。カバーがなかったら本体がダメージを受けていたかもしれない。
「このカバー・・小さい割にけっこう高かったのになぁ〜・・・」
一瞬ケチな欲が脳味噌を駆け巡ったが、「観音様の御蔭で、本体が無事で何より♡!」と思うことにした。

幸い、天気の予想では飯南高原はあと数時間のうちに雨もやんで、曇からやがて晴れてくるようだ。それも、あくまで予報のことだから先のことは分からないが、最近はソコソコ正確に当たるし、トタン屋根を叩く雨音も少しやわらかくなった気もする。
あれだけ湿気が酷くて蒸し暑かったのに、この雨で一気に気温が下がった。
万善寺の夜はやたらと寒い。
この様子だと、密葬の当日は比較的過ごしやすい1日になってくれそうだ。
浄土寺の御本尊は阿弥陀様。
きっと、西の空から少しずつ晴れてきてくれるだろう。

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