工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

梅雨明け?? 

2017/07/15
Sat. 23:24

蒸し暑い1日だった。
庫裏の縁側にある温度計は西陽を受けて30℃を越えていた。

3つの年回を2つの法事でつとめた。
ありがたいことであるが、この蒸し暑さに大衣と袈裟でお経を読むのは軟弱坊主にとってかなりつらい。
午前中の法事は、7回忌と13回忌を1つの法事にまとめてくれということで、施主さんのご両親の年回法事でもあるし、「まぁ、良いでしょう・・」と引き受けた。
その施主家では、50回忌のご先祖さんが年回法事をスルーされていらっしゃるが、最近はそういうことも普通に増えてきたし、忘れたふりで見逃すことにした。坊主からしてこういう態度だから日本人の宗教観も希薄なものになって仏教離れが進むことになってしまうのだ・・と、若干反省しつつ、それでも、「まだ自分はまともな方だ!」と我が身をなぐさめて正当化しようともがいていたりする。

二枚の塔婆には、ボクのスキな禅語の一つ「結果自然成」を含む達磨さんの伝法とされる偈文を別けて書いた。
〜一花開五葉 結果自然成〜
達磨さんが禅を中国に伝え広めたことで、中国禅の祖師とされていることは禅宗では一般常識で誰でも知っていることだ。
「一花開五葉」とは、「自分が中国にやってきて伝えた禅の思想は、やがて中国全土に広まり大きく花開くだろう!」とでも訳して良いのだろうか??無学なナンチャッテ坊主には達磨さんの真意まで分かるはずもなく、「なんとなく、そんな感じなんじゃないかな?」と思うようにしているくらいのものだ。
「結果自然成」が、ボクのスキな禅語で、これについては、何度かこのブログでも引用させてもらっているから、気に成る方は検索でもしてみてください。
午後からのもう一つの法事でもまた別の禅語を塔婆へ書かせてもらって同じようにお経を読んでお墓参りも済ませて、ヨレヨレになって万善寺の庫裏へたどり着いたら、もう夕方の4時を過ぎていた。

そろそろ梅雨明けと言って良いかもしれない。
保賀の谷に降り続いた雨が地面へ沁み込んで、水分を含んだ土からミネラルたっぷりの水を吸い上げて稲やマメや雑草までもがスクスクと伸びて地上の表面積が一気に広がった。夏を思わせる日差しがそれら全ての植物をジリジリと焙り、気化した水分の強烈な湿気があたり一帯に停滞し、そういう環境の中で白衣から衣から袈裟までつけた坊さんは、サウナにでも入っているくらいの酷暑に絶えつつ木魚を叩きながらお経を読む。
1日で2時間半のソロライブ2回公演をこなしたようなものだから、なかなかのハードワークだ。
湯船にぬるめのお湯をためて行水しながら白衣やパンツなど洗濯した。斎膳を2箇所でいただいていて腹も減らない。麦とホップをプシュっと開けて、その後のことはよく覚えていない。気がついたら座敷に広げて干していた敷布団でそのまま寝ていた。

IMG_5036.jpg

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