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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

イサム・ノグチとトム・スコット 

2017/08/30
Wed. 23:22

クスノキを買うことにして、製材所の社長自ら軽トラへ積んで万善寺の境内まで持ってきてくれた。残りはお互い少し落ち着いてから、冬に入るまでに2tのユニックか何かで運ぶことにしてある。
そのクスノキのことでユキちゃんが寺に来た時、ちょうどいいタイミングだから「イサム・ノグチのDVD見てみるかい?」と聞いたら見たいというので、お昼休みの時にセッティンしてあげた。

イサム・ノグチというと、もうすでに私が学生の頃から超有名な彫刻家で、いつ頃だったか??竹橋の近代美術館で大規模の企画展があった時も観に行ったはずだ。
私は坊主という商売柄、子供の時からマメに日本文化へ接していたし、若い頃の憲正さんは美術が好きで、島根県に時々巡回してくる大小の美術展へ頻繁に子供の私を連れ出してくれていたおかげで、その頃には世界的な彫刻家イサム・ノグチの名前くらいは情報として収集できていた。
逆にそういうことがわざわいしてか、大きくなって本格的に美術の勉強を始めた頃も、彼の彫刻の良さがよくわからないまま時が過ぎた。
今は自分も歳をとったせいか、彼の彫刻がとてもいいと思う。
DVDを見おわったユキちゃんは、それなりに感動してくれていたようだし、少しくらい刺激になったかもしれないし、1時間位の番組だけど見せてあげてよかった気がする。

夏の間、仏事続きの坊主暮らしが続いていたから、洋楽の新譜などから縁遠くなっていた。
前回いつ休んだか覚えがないほど毎日絶え間なく着物を着たり脱いだり洗濯したりばかりしていたから、残暑の厳しい昼間の2時間位は昼寝でもして休もうと決心して、そのバックミュージックで久しぶりにiPadを駆使した。
垂れ流しのウエブラジオでフュージョン系のJAZZ番組があったからそれに決めてKENWOODの小さなスピーカーへ飛ばした。
ヴォーカルの無い音楽はイメージが膨らんで「聴き流すには都合がいい」・・・と自分ではそう思っていて、心地よい軽めのJAZZにつつまれながらウツラウツラしていたら、トム・スコットが流れてきた。
トム・スコットというと、学生時代に2枚ほどアルバム(もちろんレコード!)を買った。
最初に彼を知ったのは映画の「タクシードライバー」で、ロバート・デ・ニーロがイエローキャブを転がしながら、時折チラリとルームミラーを覗くあたりのシーンで流れていたけだるいサックスからだった。マンホールの蓋の隙間から立ち上る白い水蒸気をタクシーが巻き上げるあたりの映像に音楽がピタリとシンクロして、背筋がゾクッとしたことをよく覚えている。
スコアーの方は、あのヒッチコックと縁深いバーナード・ハーマンで、このタクシードライバーの完成直後に死んだらしい。
マーティン・スコセッシは、音楽センスがとても良い監督だと思う。
そういえば、最近になって映画を見なくなった。それで疲れがとれないのかなぁ?・・・

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