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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

気持ちのもんだい 

2017/09/09
Sat. 23:36

やっぱり、整頓された工場は気持ちがいい。
このまま何時までも綺麗なままだったら良いと思うが、そうなるともう彫刻を造ることもなくなるだろうし・・・まぁ、適度に乱雑な方がヤル気になれるような気もする。

坊主の修行では、毎日欠かすこと無く掃除をする。
修行の僧堂が違えばシステムも少しずつ違うと思う。私が修行させていただいた僧堂では幾つかの係を振り分けられて、それなりのスケジュールも決まっていて、毎日掃除ばかりをしていたわけでもなかったが、修行僧全体を均すと、誰かが何処かの掃除をしているということに変わりはなかった。
面白いもので、万善寺の暮らしを続けていると、1日のかなりの時間を掃除に使っていることに気付く。
草刈りやチョットした改修作業も含めると、寺にいる時で、お経を読んだり食事をしたり寺務のデスクワークをしたりする以外は殆どなにかしらどこかしらの掃除や営繕作業をしていたりする。
長い目で見ると、結局毎日だいたいそういう似たり寄ったりの生活をしていたら、極端に酷く汚れることも荒れることもない。やはり、修行暮らしの基本として掃除は重要で大事な作務のひとつだということだ。
そう考えると、日常的に自分一人で維持管理できる限界点が見えてきて、山寺万善寺は狭いながら少々手に余る程の規模になる。6畳チョットの工場と物置倉庫くらいがちょうどいい大きさといえる。
その工場で午前中かけて鉄板の裁断を8割方終わらせた。
あとは溶接をしながら細かい微調整をしつつ組み立てていくことになる。
頭の中ではおおよその図面も出来ていて、現物を見ながら具体的なかたちを造り込むことになる。
久しぶりにまとまった制作になって、心配していた集中力も比較的長持ちして、身体の動きもソコソコで体力も極度に衰えたふうでもなかった。
これから制作が長期化するし、自分の身体の様子を見ながら無理をしすぎない程度に工場通いを続けようと思っている。

午後から奥出雲の展覧会に向けて結界くんへ積めるだけの資材や備品を運んだ。
久しぶりの会場は未使用の期間が続いたせいか埃っぽい空気が停滞して、展覧会にはいらない什器がたくさんあって、それらを整理するだけで1日はかかりそうだ。
今回からは人手に頼ることも難しくなったから、会場整備の時間や体力も確保しておかなければいけない。
彫刻から遠ざかった坊主暮らしで鈍り切った身体や精神を鍛え直さないといけない。

家族のSNSに吉田家三姉妹が情報を流していた。キーポンは友達とJUMPのコンサート。なっちゃんの結婚式で造った掲示板がやっと使えてもらえたようだし、ハリケーンが心配なノッチは同僚と助け合ってたくましく暮らしているようだ。
こういう家族情報は私の鈍り切った気持ちを奮い立たせてくれて励みになる。

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