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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ヨレヨレオヤジの1週間ーその4 

2017/09/22
Fri. 20:46

奥出雲の会場で受付をしていると・・・というより、ノンビリと文庫本読みながら暇つぶしをしていると、「時の過ぎるのが早いなぁ〜」と感じる。
なかなか、珍しいことだ。
特にナニをするでもなくボンヤリ過ごしているだけなのに、アッという間にお昼になって気がつけばティータイムの時間が過ぎて、そろそろ会場クローズが近づく。
石見銀山や浜田が会場の時はそういうこともなく、むしろ時の経つのがゆっくりに思えて苦痛だった。
それで、「なぜなのだろう??」と疑問を持って分析するかというと、そこまでの根性も意欲もないし、あまり深く考え込んで悩みはじめても厄介だから、普通にヒマを楽しみながら冷めたコンビニコーヒーをすすっている。

あれは、台風が通り過ぎた次の日だった。
徳島野外彫刻展に出品の彫刻をワンボックスに載せて島根の石見銀山を出発したのは午後2時を過ぎた頃だった。
銀山街道を南下して島根県の県境を越えるまでは、特に台風の影響が残るふうでもなくいつもと変わらない風景が続いた。強いて言えば、江の川の支流が増水して濁流になっていたくらいだ。広島県に入ると、国道のアチコチへ折れた枝木が散乱していたりして運転に神経を使った。時折突風のような強い風がワンボックスの横腹へぶつかってハンドルをとられる。太平洋側の地域は想像以上に風雨が激しかったのだろう。

このところ、睡眠時間が平均して3時間程度しかとれていない。そういうことが数日続くうちに、そのうち身体が慣れてきて昼寝もしないまま普通に一日を乗り切ることが出来るようになった。それでも、夜になって夕食も終わってチョット気持ちが緩むと、途端に睡魔が襲ってきて何かしていても知らない間に意識が遠のいて爆睡している。
運転中にそういう状態にでもなったら大事になるので、瀬戸大橋を渡って四国に入ると、いつも以上に緊張してアクセルペダルを踏み続けた。
少し前には夜の7時というとまだ空に明るさが残っていたのに、もうスッカリ暗くなっている。秋分の日も近いから当然のことだが、いつの間にか秋になっていた。

徳島中央公園の彫刻搬入口に到着してから松永さんへ連絡した。それから、今年の設置場所へ案内してもらって、約1時間かけて彫刻のセッティングを終わらせた。
ワンボックスの返却もあるので、そのまますぐ出発しようとしたのだが、夕食に誘われたし、朝から飲まず食わずで搬入作業をしていて流石に腹も減っていたから、松永さんの親切へ甘えることにした。夜の9時過ぎに徳島を出発して島根へ向かったのだが、瀬戸中央道へ入る前に睡魔でダウンした。山陽道へ入ってからもそういうことが周期的に続いて、結局、石見銀山へ帰る気力をなくして万善寺で仮眠することにして、ユキちゃんへその旨伝えた。
夜と云うより、早朝の4時前に万善寺境内へ到着した。
お風呂にはお湯。台所のテーブルにはユキちゃんからのおすそ分け。
ユキちゃんの気配りに泣けた!・・・良い嫁さんになるゼッ!きっと!

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