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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

DM発送前夜 

2017/10/26
Thu. 23:51

朝の7時過ぎに石見銀山を出発して朝もやの銀山街道を飯南高原へ急いだ。
夜の雨もあがって、良い天気になりそうだ。
富山の彫刻周辺の草刈りも気になるが、その前にDM発送の事務も残っているし、こういう時は自分のクローンがほしいと切に思う。
東京へいる間、時間だけはタップリあるのになにもしないまま1日が過ぎていたから、それなりに「もったいないことだ・・」と思わないわけでもなかったが、だからどうなるものでもないし、台風前から降り続いていた雨のせいにも出来ないし、「なるようにしかならない」と気持ちを切り替えていた。

「草刈りはだいたいいつ頃が効率いいんですか?」
法事の席に、飯南高原の農作業代行を一手に引き受ける農業会社のご主人が同席していたので聞いてみたら、「6月の草刈りはしてもしょうがないね」ということだった。刈ったあとに、ほんの2〜3日でいっきに二番芽が成長してきりがないのだそうだ。刈れば刈るほど株が太くなって、それが夏の日差しで丈夫に固くなって収集がつかなくなるのだそうだ。かえって、梅雨の水分をタップリ吸い込んで軟弱にヒョロリと伸びたあとくらいのほうが刈りやすいし、回数も若干稼げるらしい。
そのご主人は、高齢のお百姓さんに代わって代行農業で朝から夜までひたすら同じ作業を繰り返しているのだそうだ。自分にそういうことが出来るかどうか怪しいものだ。性格とか好き嫌いとかそれぞれの個人事情で長続きする職業が決まってくるのだろう。

草刈りにはもってこいの良い天気が1日中続いたが、とにかくそれは考えないようにしながら万善寺の6畳へこもって1日中デスクワークに集中した。
DMの発送先を仕分け整理したら130通になった。この数字が多いか少ないか判断に苦しむところだが、富山のことが3年目を迎えることを思うと、まぁ、妥当かなという気もする。
島根県内から参加してくれる彫刻や教室個展の作家も少しずつ増えているし若返っている。目に見えて大きく代わっているわけでもないが、こういうイベント企画も何もしないよりはマシだとは思う。富山の地域の皆さんは確実に彫刻や美術に触れる機会も増えて、そういうことに慣れつつある。

島根県展用の石彫を制作中のユキちゃんが万善寺へやってきた。
来待ストーンの制作環境があまり思わしくなくて落ち着かないらしい。ちゃんと屋根も道具もあって至れり尽くせりな気でいたが、観光目当ての来場もあって、制作中のユキちゃんへ場をわきまえないチョッカイが多くて集中できないのだそうだ。言われてみるとそんなものなのかもしれない。私はそもそも対人関係に無礼なところがあって、知らない人には愛想もないし無視を決め込むことがほとんどだから、そういうガードの固いオーラがさりげなく漂っているようで、彫刻に絡む色々な出来事ではそれほど苦労もしないで今に至っている。
かえって万善寺の劣悪な制作環境が彼女にとってはソコソコ適しているのかもしれない。最近、ユキちゃんが我が子のように思えてきだした・・・ヤバイ!

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