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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

ジャンクフード家族 

2017/12/10
Sun. 23:13

拾骨が終わって、ご先祖様のご遺骨が集められた「骨壷が自宅に帰ってきたから・・」という連絡が娘さんから入った。
その家は、ご主人を亡くされたおばあさんが一人で暮らしていらっしゃる。お子さんたちは、既にその家を出てそれぞれ自分の家族を持って暮らしていらっしゃるから、おばあさんのあとは誰も今の家に帰ること無く、絶縁空き家になる。ご先祖様のお墓もいずれは放置されて荒れることになるから、万善寺の永代供養墓へ合葬を希望されて、そのように取り計らう事務処理を進めることになった。今は昔と違って、何から何まで書類の作成が必要でそういうことがよく頭に入って飲み込めている役場の事務職員などは簡単にコトを済ます事もできるだろうが、家に一人で取り残された老人にとってはチンプンカンプンのことで、書類ごと一つのことで飛散した家族が集って話し合われるなどされて、1年近く経った今頃になって少しほど事態が進展した。
万善寺の周辺にはそういう家が年々増えている。

毎年のことだが、年末はいろいろヤルことも多くてなかなか落ち着かないまま1日が過ぎる。
長女のなっちゃんが正式に結婚式をあげたから、吉田家も親戚が一つ増えて賑やかになった・・といっても、なっちゃんの嫁ぎ先は埼玉の方だから、「今度の週末は一緒にバーベキューでもやりましょうか?」などと、親密な付き合いになるわけでもなく、時節のご挨拶をするくらいのものだ。それで、先日先方から石見銀山の方へお歳暮が届いた。私はこのところ万善寺暮らしが続いていたので、ワイフからその報告を受けた時も「あぁ〜そぉ〜・・」と、一瞬スルーしかけたが、「チョット待て!こちらも何かしなければ!」と気付いて、それから何にしようかアレコレ気にしながら数日が過ぎた。
厳しい寒気もひとまず遠のいて天候も若干回復したから、「カニでも買いに行こうか?」とワイフを誘った。
午前中に拾骨絡みのおつとめが終わったので、それから境港へ走った。
いつも行きつけの卸売市場は、年末のお客さんであふれて活気があった。しばらく続いていた寒波のおかげて、近海の魚は少し高めだったが、どれも目移りするほど立派なものばかりだった。行きつけのカニやさんを覗いたら、もう顔見知りになっているオバチャンと目があった。お客でいっぱいだったが、視線のやりとりで会話して、お歳暮の一品をカニに決めた。ついでに吉田家用の安いカニもみつくろった。

「マクドナルドへ寄ってくれる?ジャンクフード食べたい気分なの♡」
出雲市あたりまで帰ってきた頃、珍しくワイフがそう云ってきた。
そういえば、吉田家はだいたいみんな揃ってジャンクフードがスキな傾向にある。特に、一人暮らしをはじめたキーポンは、仕事先と自宅の間にあるマクドナルドへ入り浸っているようだ。時々電話で話す時はだいたい「今ポテト食べてるのぉ〜」とか、「ビックマックセット買ったのぉ〜」とか云っていて、きっとワイフはそれを思い出したのだろう・・
最近は、オヤジも一人暮らしが慣れてきはじめている。
冬に入って、火鉢の管理をしながらデスクワークを続けていると、ツイツイ金網をのせて餅を焼いたり地鶏を焼いたりして、そちらのほうが楽しくなって困っている。

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