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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

晴れ女 

2017/12/22
Fri. 23:50

本社出張のなっちゃんが旦那の元へ帰っていった。
たった3日くらいの吉田家滞在だったが、ワイフと二人の生活に慣れていたからなのか、なんとなく生活のペースが狂って落ち着かなかった。
普通だと、我が子が久しぶりに帰省するのだからそれなりに心浮かれても良さそうなのに、なんとなくひとごとのように思えてしまって、自分は「なんて薄情なオヤジなのだ!」と、自分を責めた。
親娘とはいえ、お互いの生活の基盤が違って長いから、それぞれの大事なポイントも変わってくるし、一人の大人として考え方も自立しているから、1年に数日数時間しか同じ生活空間を共有する程度では昔の親娘関係に戻ることは出来ないことになってしまっているのだろう。
こういう状態が、「親の子離れ」であって「子の親離れ」であると云えるのかもしれない。特にお互い遠慮しているわけもないが、少し距離をおいた良好な付き合いができているということだと思っている。

なっちゃんの帰省で一番心乱れて平常心が狂ってしまったのはネコチャンズだっただろう。
まだ乳離しない手乗り猫状態の頃から吉田家で暮らしはじめたクロは、人間を恐れることがない。むしろ強い好奇心を持って人間を観察していたりするようなところもあるから、なっちゃんのミスを見逃さないで上手に脱走を成功させたりするようなずる賢い接し方を覚えている。
生まれてすぐから野良猫だったシロは、殆どの人間を自分の敵だと思っていて、人見知り程度のレベル以上に野生の本能で人間を警戒しているようなところがある。なっちゃんに対しても自分の方から気持ちを開くことがないから、なっちゃんはそういうシロを好きになれないでいる。
いずれにしても、猫は「ねることが仕事」のような身勝手マイペースなところがあるから、なっちゃんが吉田家をうろついている間、シロはワイフの部屋、クロは私の部屋へ避難してほぼ一日中眠り続けていたようだ。

ネコチャンズにとっては、疫病神に近い状態のなっちゃんであるが、私達夫婦にとっては、日常の暮らしに刺激をくれた愛娘で、その上、12月のこの時期に気持ちの悪いほど続いたいい天気を連れてきてくれた晴れ女であった。
おかげさまで、1日は万善寺で保管していた薪をきざむことが出来たし、1日は吉田家駐車場の薪を割ることができた。これから正月が開けて過ぎるまでは薪づくりも難しいだろうからとても助かった。

二日続けて薪作りをしたら、身体のアチコチがミシミシと痛い。
とにかく、少しでも早く寝るに限ると決めて部屋にこもって炬燵に潜り込んでiPadをつついていたら、クロがジワジワと音も立てずに私の股間の真上へ乗ってきた。彼がこの数日間好んで寝場所に決めていた丁度その場所を私が占領してしまったようだ。さすがにそのままで耐えられないから、結局その場所はクロに譲った。

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