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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

雪起こし 

2018/01/09
Tue. 23:09

遂に!・・というか、やっと!・・というか・・・
飯南高原は本格的な雪になりました!

朝方まで、窓の外で雨音が続いていた。
前日の夕方には、AppleWatchの天気アプリは雪マークが続いていたが、それが少しずつ変わって、深夜にはすべて雨マークになっていた。
場合によっては、結界君を境内からお地蔵さん脇へ降ろしておかないといけないし、一晩中天気アプリを眺めながら過ごしたら、寝不足になった。
朝方になって、睡魔に襲われてウツラウツラしている間に、気がつけば万善寺の周囲が一気に真っ白に変わっていて、みるみるうちに積雪が進み、朝の支度でモタモタしているほんの1時間程度の間に、一瞬で3cmくらい積もった。
この状態だとお寺参りもないだろうから、急いで支度して結界くんへ飛び乗った。

国道を北上していると、琴引山から大万木山にかけて厚い雪雲にスッポリと包み込まれているのが良くわかった。遠くから雷の音もかすかに聞こえる。
こういう中国山地沿いに集中する雪の振り方は、冬に入る雪起こしの状態に似ている。
今までは、11月の最終週か12月の1週目くらいに最初の雪起こしがあったが、このたびは、年明けの今頃になってそれが来ている。
こういう状態だと、2月から3月にかけての天気が予測できないし、これからの彫刻制作にどこかしら影響が出てしまいそうだ。

斐伊川の近くの町で用事をすませて、そのまま斐伊川に沿って出雲方面へ向かった。
案の定、そのあたりは雪のカケラもなくて路面も乾いている。
同じ島根県でここまで気候状況が違う。
これから、富山を経由して石見銀山へ帰ろうと思っていたが、富山の雪風景は期待できそうにない。
斐伊川土手を途中から逸れて、出雲の西で国道へ合流した。
日本海から吹き付ける強烈な北風で結界くんが時々大きくふらつく。
このくらい強い風だと、富山にある「ボクの彫刻が倒れているかもしれない・・・」
国道を走りながらしだいに心配になってきたものの、今更どうなるわけでもない。
ドキドキしながら要害山を迂回して、富山の谷を超えて彫刻の見えるところまで行ってみると、健気にもかろうじて倒れることもなく、強風にあおられながら直立していた。

まちづくりセンターへ新年の挨拶がてら万善寺カレンダーを置いてきた。
「風で彫刻が心配だったものですから・・、雪が降ってると思ったら無いですね・・」
「今年は降りませんねぇ〜、午前中はもっとすごい風でしたよぉ〜!」
飯南高原は、富山より100mくらい高地になる。この100mの差と、1000m級の連山が続く中国山地の麓とでは、これほど大きく気候条件が違っている。
ふと、奥出雲の船通山がどうなのか気になった。
この近年、吉田の行動はどんどん街場から離れて山里へ入り込んでいる・・

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