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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

あわただしい節分 

2018/02/03
Sat. 23:14

なんといいましょうか・・・あわただしい節分になった。
約1年前に母親が死んでから、名実ともに正純一人で万善寺を切り盛りすることになった。
万善寺の年中行事も幾つかあって、そのうち片手くらいはワイフの助けを借りて乗り切っている。これは、両親がまだ健在であった頃から変わらないことだったが、それ以外にもワイフの手助けに頼らないでナントカ出来ることも幾つかあって、節分もその1つ。
節分のような節目の行事は昔から引き継がれた習慣のようなものでもある。
万善寺の場合は特別節分法要にお参りがあるわけでもないし、近所のみんなが集まって大げさに豆まきをするわけでもない。正月を過ぎた本堂や庫裏のお供えを更新し、風呂に入って身を清め、その日に汲み貯めた天然水をお湯に沸かしてお供えし、線香蝋燭を灯し祈念のお経を読むくらいのことだ。
そういう規模の小さいささやかな法要であっても、いろいろ支度をして始まって終わると普通に半日は使ってしまう。
最後に豆まきをして節分のご馳走を食べつつ慰労を兼ねた晩酌をして、あとは寝るだけ・・といった具合なのだが、今年からは、それを飯南高原と石見銀山の二箇所で行うことになったから、そのぶん気ぜわしくなって落ち着かない一日になったという次第。

節分の支度をしている途中から3番目の寒波がみるみるやってきて本格的に雪が降りはじめた。水分をたっぷり含んだ重たい雪が、自分の靴跡がかろうじて確認できるまで一気に積もっていた。シャーベット状の路面をお尻をフリフリ走り続けて石見銀山へ帰ったのは夕方日が暮れる少し前だった。それから今度は吉田家の節分豆まきが始まって終わった。
やはり、一人で寂しくお経を読むよりは、ワイフやネコチャンズもいっしょに賑やかに豆まきをしたほうが気も晴れる。思わず豆を食べすぎてしまって、寝る前になってから胃の具合が悪くなって胸焼けが始まった。少々浮かれすぎてしまった。

万善寺では、1日に何度も役場建設課から節水の呼びかけが放送されている。
早く水道管の損傷をみつけて業者に依頼して修理してくれとお願いばかりだ。その上、凍結防止に水を流し続けるようにしてくれと、これもお願いされる。先日からは上水の水不足が深刻になってきたから節水してくれと、地域住民へのお願いがまた一つ増えた。それって、普通に全部真面目に聞いていたら、「だから結局、ナニをどうすればいいの?」という、矛盾のカオスワールドに迷い込んで、夜も眠れなくなってしまう。保賀の谷の近所のことだけでも、万善寺の右や左は雪に埋もれた空き家状態で、その家の前まで行くにも道が無い。水道の元栓が閉められていればよいが、それがなければ、延々と春になって雪が消えるまで漏水のままだろう。2つほど先の小さな町にある無住になった同宗寺院では、冬の2ヶ月ほど漏水が続いて数十万円の水道代が請求されたそうだ。役場の当事者は額に汗してこの難曲を必死で乗り切っていらっしゃるのだろうが、防災の告知放送を何日も続けて改善が見られないのはどうしてか?その答えを具体的に見つけるまでの労を成すのも住民の公僕として大事な公務と思うのだ。後になって水道代を金で回収できれば良いという、単純なことでもないだろう。人口流出に歯止めの効かない過疎地住民が、冬の光熱水費をどれだけ無駄に使い続けていることか、具体的に実態を直視してほしいものだ。

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