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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

なにもしない 

2018/02/06
Tue. 23:12

早朝の石見銀山は−3℃でいつになく寒い。
ワイフが、三瓶山の中腹にある中学校へ行く日だから、彼女の送迎で7時過ぎに自宅を出発した。
土間から町並みへ出ると雪はあまり積もっていない。それでも、路面が完全に凍結していて、長靴の溝が使い物にならないでツルツル滑る。三瓶山は飯南高原ほど雪は多くないが、路面凍結と圧雪で厳しい通勤になった。
ワイフを送ってから銀山街道を経由して飯南高原へ向かった。途中、酒谷地区を過ぎた街道最大の難所で結界くんがかなり苦戦した。ミッションを3ギヤから2ギヤに入れ直しててかろうじてピンチを切り抜けた。こんどの寒波はとにかく気温が低くて、連日昼も夜も氷点下のまま推移いしている。

ホワイトアウトの飯南高原を慎重に突っ切って、節分の日から3日ぶりに万善寺へ帰ってきた。万善寺の方も、雪はそれほど積もっていなくて少し安心したが、それでも石見銀山と比べるまでもなく多い。お地蔵さん横から1時間半かけて参道に1本道を開けながら庫裏玄関へ到着した。
水道の凍結が心配でビクビクしながらまず最初にそれを確認したら、家の中は大丈夫だった。屋外の水道と別棟の水洗トイレのことも心配だが、今更そこまで手が回らない。今度のシーズンが落ち着いてから水道の業者さんと善後策を相談して都合のいいように改修するしかないと思っている。

万善寺の台所は−2℃で、お昼前の屋外は−6℃だった。
まずはエアコンのスイッチをONして、ガスストーブを点火して、灯油ストーブも点火して、井戸水をホーローのケトルに注いで、それからコーヒー豆をミルで挽いた。
サッシが少しずつケトルからの蒸気で曇った頃、台所が氷点下を脱した。
一杯のコーヒーでやっとひと心地ついて、デスクトップでメールチェックなど始めた。
そして・・・
チラリと垂れ流し光熱水費のコトが脳みそをかすめて、ゾクリと寒気が蘇った。

それにしても、今回の寒波は島根県生まれの私が今まで経験がないほど寒い。
積雪はそれほどでもないので助かっているが、毎日朝夕の道開けがつらい。
気がつけばもうお昼を過ぎていたから、寺のアレコレを片付けて水道の確認をして参道の一本道を下りて結界くんへ急いだ。
ワイフを迎えに行く時間が迫っていて少々焦った。
結界くんの踏ん張りでかろうじて待ち合わせの時間に間に合った。

ボクは今日の1日、いったいナニをやっていたのだろう??
結界君と一緒にひたすら雪道を走り、三瓶山を往復し、万善寺の参道を道開けし・・・
ナニもしていないのにイヤに疲れた。
万善寺ほどではないが、石見銀山の火の気のない吉田家もかなり寒い。
すぐにストーブを焚いて、風呂を沸かして、ジレットの5枚刃を交換した。

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