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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

万善寺ライフライン 

2018/02/10
Sat. 23:56

江津から益田へ移動した。
朝から雨で、路面に雪が残っているところは無かった。同じ島根県でもこういうところで暮らしているひとは雪の心配もしないで済むだろう。そう思ってみると、家屋の造りも屋根がやたらと複雑で、雪が積もったら身動きできなくなりそうだ。
アレコレ飯南高原と比較しながら結界君を走らせていると、いつの間にか益田へついていた。昨年に山陰道が西へ少し伸びて、三隅の石正美術館近くで国道へ合流した。浜田からの所要時間も20分位は縮んだのではないだろうか?

毎年この時期に益田東高校の美術部展が開催される。
律儀に高校生の美術部員からDMが届くから、時間の調整が可能なら出来るだけ観に行くようにしている。県内各地の高校美術部もそれなりに部展をしているとは思うが、吉田のところまでその情報が流れてこないからよくわからない。島大の卒業制作展や各公募団体も同じで、展覧会広報の難しさを感じる・・・というより、島根県において彫刻家の吉田正純の認知と存在レベルがやたらと低いということなのだと思う。
さて、その益田東高校の展覧会だが、立体ゼロで平面の作品のみの展覧会である。顧問の先生が絵画専門だから仕方のないことだが、吉田としてはチョット寂しい。それでも、30号Sサイズくらいの大作がずらりと並んでいて描き込みもシッカリしているし、ナカナカ魅力的な作品が多い。全体の7割ちかくが3年生の作品で、それがこの学校の特徴に思える。顧問の先生に聞くと、3年生になって他の部活を辞めたり、帰りの公共交通機関の時間待ちだったり、それに、受験で美術の進路希望だったりする生徒が入部して、少しずつ部員が増えていくのだそうだ。結局は、自分から絵を描きたいと思うような子は基本的にそういうことが好きなわけで、好きであれば本気になって絵を描き始めると飲み込みもノビも早いし、面白い絵に仕上がる・・・ということなのだろう。
だいたい30分位で会場を一巡し、若い感性を堪能させてもらった。その間、地域のみなさんが絶え間なく来場され、活気のある良い展覧会だった。

石見銀山の吉田家経由で万善寺へ移動して夕方少し明るさが残っているうちに到着した。
本堂の雪吊りで境内の一本道がふさがっていた。人の靴跡が雪吊りの山を登って下りていた。こういう時は欠かさず持ち歩いている雪スコップで雪の山に階段を作りながら私も登って下りて庫裏玄関へ向かった。
水道やガスや電気と生活のライフラインをひと通りチェックしたら、機能していたのは電気だけであとはすごいことになっていた。
風呂のカランが壊れて水が垂れ流し状態になっていて、その関係でガス湯沸かし器が作動してガス欠になるまでお湯が出っぱなしだったようだ。もちろん、台所のガスコンロもガスストーブもガス欠で火がつかない。水道の元栓を閉めたら全ての水が使えなくなるから風呂のカランの元栓を探してドライバで締めるのだが、それもうまくいかないで完全に水を止めることはできなかった。ガスは、かろうじて残っているガスボンベに切り替えて、風呂焚きに使った。これからしばらくはカセットボンベの使用で煮炊きを凌ぐしかない。
一晩一日留守にした間の出来事だった。今年のような−10℃クラスの氷点下が続くことはいまだかつて経験がない。3連休が明けるまで寺を放棄することになりそうだ。

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