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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

再生 

2010/11/01
Mon. 08:50

吉田家の長女と次女は東京の方で別々に暮らしています。
それぞれ独立して一人暮らしを始める時に、お父さんの心のこもった手づくりの電気炬燵を造ってあげました。
電熱器は使えるのですが、ヤグラが壊れて廃棄するしかない古くなった炬燵を寺からもらって修理したものです。

この間、長女の社内移動騒ぎでいったん部屋の荷物をひきあげた時、その炬燵を点検してみると、電熱器のガードゲージがボコボコで見苦しくなっていたので、またまた寺から壊れた炬燵をもらって電熱器の入れ替えをしました。

何故寺の炬燵ヤグラがチョクチョク壊れるかというと、炬燵の時期になると老住職がそのヤグラを踏み台代わりに使ってしまうからです。昔の炬燵は掘り炬燵でヤグラの組み上げがとても丈夫でしたから、きっと老住職にはその感覚が忘れられないのでしょう。私も小さい時、炬燵の上へ上がってよく叱られたものですが、今にして思うとその悪癖の元はどうやら住職にあったようです。「子は親の背中を見て育つ」とはよく云ったものです。

さて、最近の世の中は、廃棄されたゴミの山をアチコチでよく見かけます。家電製品が多いのは地デジ化とエコポイントの関係でしょう。聞くところによると家電製品に使用の非鉄金属などはとても高価なものが多いようで、これらの廃棄物は宝の山でもあるようです。
私などは、徹底的に使い倒してしまうほうなので、吉田家では10年、20年前の電気製品が未だに現役で動いています。工場で使っているコンパクトな手持ち掃除機など、私が高校に入学して一人暮らしを始めた時に買ってもらったものですから、かれこれ40年は使いつづけていることになります。

そんな訳で、廃棄物の如く積み上げられた古道具の中で、物持ちの良いオヤジの目に留まったのが古い鏡台の引き出し。把手の金具がアルミニウムなので昭和の初期のものでしょうが、バラバラに壊れた鏡台の残骸の中でころがっていた引き出しをいただいて再生してみました。もちろん小物入れで使えます。自分で言うのもどうかと思いますが、結構キュートでしょ・・・

IMG_5929.jpg

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