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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

春の法事ブッキング 

2018/03/10
Sat. 23:56

私の師匠であり万善寺の前住職であった憲正さんには2人の兄弟弟子があった。
そのうちお一人は若くして亡くなられたが、もうお一人の弟弟子さんとは私正純との師弟関係より長きに渡って親しく交流が続いていた。
憲正さんが遷化した時も、弟弟子の方丈さんには密葬から葬儀一式ずいぶんお世話になってとても助かった。
その弟弟子さんは、憲正さんの一周忌がすぎ、三回忌を間近にして突然後を追うように庫裏で倒れそのまま覚醒することなく遷化された。
それから、早いものでちょうど1年が経つ。
現住職から早々と昨年末に一周忌法要のご案内が届いていて、「随喜させていただきます」と返事をしておいた。

一方、年が変わってからは、この度の大寒波襲来で万善寺はほぼ2ヶ月に渡って陸の孤島と化したが、3月のおひなさま寒波のあと一気に気候が春に向かって加速した。それで、にわかに万善寺のお檀家さん事情が活気づいて、停滞していた法事の依頼が続いた・・・といっても、田舎の山寺のことだから「毎日のように・・」ではなく、「毎土日のように・・」「○○日の土曜日は??」という感じでお伺いの電話が二重三重に重なってしまって、ほんの少し前まで雪や凍結と格闘していた現住職はお檀家さんの法事ブッキングと格闘することになった。
飯南高原の近場のお檀家さんは土曜日を日曜日にしたり、午前を午後にしたりしてなんとか「それじゃぁ、第2週目の午後2時からということで・・・」などとスケジュールをさばいたが、関西方面の遠方にお住まいのお檀家さんは、「もう島根県も雪が消えたようで・・しばらくお参り出来ていないお墓のことも気になりますし、お彼岸前に休みが取れたものですから、今度の土曜日に日帰りすることに決めましたので・・・」などと、すでに自分のスケジュールを決めた後から法事の依頼をされたりして、コレばかりは住職やお寺の都合は全く通用しないで、とにかく困ったことになり始めた。
基本的には、先着順で法事を受け付けるので、結局「それじゃぁ、この度はお寺参りは失礼して帰らせていただきます・・・」などと云うことになって貴重な法事の布施収入が次々減っていく。まぁ、施主様のほうは、内心出費が減って「シメシメ」と思っていらっしゃるかも??・・・だけど・・・

そういう、あぁ〜だこぉ〜だのやりとりがあって、弟弟子様の1周忌法要へ随喜した後、大急ぎで万善寺へ帰って年回法事を一つ済ませた。坊主のお茶飲み話によると市街地では夕方の4時からお葬式が始まるようなこともあるようで、それよりはマシかなと思わないでもないが、地域事情の格差が仏教界にも広がっているように感じた。
一人飯の夕食準備でトマトを刻みながら麦とホップを一口二口飲んだところまでは覚えているが、そのあと、ゴロリと横になって気がつけば夜の9時を過ぎていた。ワイフは卒業式の慰労会だと云っていたからそろそろ帰宅しただろうと電話したら「電話しようかと思ったんだけどね・・きっと疲れて寝てるんじゃないかと思って・・」珍しく気を使ってくれたようだ。ピッタリとその通りで、別居中であっても意思の疎通は出来ているようだ。・・・それからしばらくして、ネコチャンズの写真をLINEで送ってくれた。

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