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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

春の展覧会 

2018/03/15
Thu. 23:15

三寒四温は冬の頃を云うのだろうが、万善寺の暮らしだと丁度今頃のことを当てはめたほうがピッタリだと思わないでもない。

ワイフの仕事がおおよそ落ち着いて、これから先は三瓶山へ登る用事も減るだろうから、そろそろスタッドレスタイヤを履き替えておいたほうがいい時期になった。それで万善寺の土蔵で保管してあるノーマルタイヤを雨が降る前に結界君へ積み込んでおいた。昔はタイヤ交換経費をケチって、半日ほどかけて2台の車をジャッキアップしたりしていたが、最近はそれほどの時間も体力も、それに気力もなくなって、お金で済ますことにしている。結界君の方は、スタッドレスタイヤもチビてきて次の冬シーズンは使えないだろうから、そのまま履きつぶしてしまおうと思っている。

東京で営業の仕事をしているなっちゃんが島根の本社出張で帰省している。
日が暮れて暗くなってから吉田家へ帰ったら、すでになっちゃんがボクのくつろぎスペースを占領していた。ネコチャンズは彼女を恐れて何処かへ潜り込んで出てこない。たった2〜3日のことだが、夫婦の二人暮らしに慣れていると、いつもと調子が違って我が家ながら居心地が悪かったりする。それでも、ワイフはウキウキと夕食の支度などして嬉しそうにしている。あと1週間したら今度は私が彫刻のグループ展で東京へ行くことになる。会期中は、なっちゃんが会場へ来てくれるようだし、時間を調整して食事でも出来たら良いと思っている。

母娘の会話に割り込むのも悪いから、早々と布団に潜り込んで短編を読み始めた。
そろそろ寝ようかと思っているところへユキちゃんから電話が入った。
彫刻つながりで彼女の周辺の連中が久しぶりに集まるという。私はお彼岸の準備で万善寺を抜け出せないから、せっかくだしお寺へ集合しようと連絡網を回してもらうことにした。今より少しは暖かくなっているだろうし、吉田使用のシュラフも余分があるし、4〜5人くらいならみんなで雑魚寝すれば一晩くらいはなんとかなるだろう。
島大出身で彫刻を造り続けている連中は、研究室の先生の関係で春の公募展へ出品している。私も学生の頃は春の3月末にある公募展へ属して作品制作をしたり搬入搬出をしたりしていたが、島根へUターンした1年後の3月は年度末の煩雑な仕事と重なって、とても落ち着いて作品制作する余裕などなかった。それでも、「アレがあるからコレが出来ない・・」などと、仕事の忙しさを理由に制作を断念するのもシャクだし、道具も材料も制作場所も十分に揃わないまま何日も夜なべしたことを思い出す。そういう、落ち着かない3月の制作を数年続けていたが、やはりどう工夫しても造形の完成度を目指すことは難しいとわかって、春の展覧会出品をやめた。ワイフの方は学生の頃から秋の展覧会へ彫刻を出品していたから、その搬入搬出を島根で手伝っていたし、どうせワイフの制作を手伝うなら自分も一緒に彫刻を造ろうと決めて、それからあと、今に至るまで吉田家夫婦は二人して毎年秋の公募展へ出品を続けている。ユキちゃんの友達はほとんどが春の公募展で彫刻制作を頑張っている。まだみんな若いし、今のうちは少々無理をしてもなんとかなるだろうが、この時期落ち着いて制作に集中するのも難しいことだ。
自分の経験もあるし、一杯やりながら彼等とそんな話ができれば良いナ・・・

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