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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

銀座で一杯 

2018/03/27
Tue. 23:02

キーポンの部屋へ鍵をかけて、最寄り駅まで7〜8分歩いて、電車に乗って、1回乗り換えて、有楽町駅から10分位歩くと、彫刻のグループ展会場へ到着する。帰りは、キーポンの部屋までだいたいその逆をたどっているが、時には新宿で夕食をしたり、最寄り駅で軽くいっぱい飲んだりすることもある。
展覧会が日曜日からはじまって、毎日そういう生活をしているが、とにかく、東京の人は早く歩く。田舎オヤジはなかなかそういうペースについていけなくて、今朝、駅まであるきはじめてしばらくしたら、右足の小指が靴ずれで痛くなってきた。もう1年以上履き続けている靴なのに、今になってどうも収まりが悪くなってしまった。1日会場の受付をしていると、夕方には足がむくんでいる。靴ずれはそのせいもあるかもしれない。

上野の都立美術館で東京二紀や独立の春展をやっていて、せっかくだからそちらへも回ろうと思っていたのだが、受付のタイミングがうまくあわなくて今日になってしまった。
朝に画廊を開けてすぐに彫刻出品のメンバーが来てくれたので、2時間ほどヒマをもらって痛い足を引きずりながら上野まで行ってきた。
このところの陽気で満開の盛りは過ぎた様子だが、まだ十分にきれいな上野の桜を横目で見ながら美術館へ急いだ。ずいぶん昔、8年間ほど通い慣れた上野公園も、あの頃の面影を探すのが難しいほど様変わりした。知らない別の町の似たような雰囲気の公園を見ている感じだ。

展覧会の絵画や彫刻はどれも力作ぞろいで見応えがあった。
作家の個展形式の部屋が5つくらいあって、美術館の高い天井も開放感があるし作品の統一された部屋の雰囲気が良かった。
広島出身の彫刻家が、結婚して東京に住んでいて、東京二紀の展覧会へ出品している。とても真面目で丁寧な彫刻で、自分にはああ云う制作の仕事をすることは「絶対にできない!」といつも思っている。
今回も、テラコッタの首像を始めとして幾つか出品していた。昼間は銀座の画廊から5分位のところで仕事をしていて、DMを送っておいたら2日続けて職場の昼休みを使って差し入れをしてくれた。
短時間だけど、彫刻の感想を話した。メシの糧を稼ぎながら時間を調整して彫刻を造り続けることそのものが、ナカナカ普通にできることではない。自分もそれでこの年齢まで乗り切っているからひとごとに思えなくて気になって、言わなくても良い余計なことまで言ってしまった。
継続して彫刻を造るだけでオオゴトなのに、その先のことまでオセッカイがすぎると、それこそ本人には大きな迷惑だ。
頂いた差し入れをほうばりながら反省した。

週が変わって今日になってはじめてキーポンの勤務が早く上がる。彼女はまだ銀座の画廊を見ていないから、LINEで地図を送っておいた。
夕方になって合流して、会場のクローズを見届けて、その広島出身の彫刻家と銀座の何処かで余計なことは言わないで楽しく一杯飲もうと思う。

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