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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

梅と桜 

2018/04/02
Mon. 23:21

ワイフがしばらく留守にするので、出雲まで送っていった。
その足で松江の用事を一つ済ませて、それから寺へ回ることになる。
4月に入ったばかりなのに、暑すぎる。こういう天候の急激な変化が身体にこたえるようになってきた。ほぼ半日の間ずっと運転していたから、万善寺の境内へ上がった時は脱力感でしばらく動けなかった。

彫刻展の作品が吉田家へ届いていたので、それを寺へ移動した。
吉田正純の彫刻はアチコチへばらまかれているから寺にも少ししか残っていないが、吉田満寿美の彫刻は少しずつ寺へ集まって一箇所へ並ぶと彫刻の時間軸に連作の流れができて面白い。
確か2007年に彼女の個展を企画してから、気がつくともう10年も本格的な個展から遠ざかっている。
制作は絶え間なく続けているし、そろそろ次の展開を確かめる良い時期である気がするし、年末には自分の個展が具体的に決まりそうだし、良い機会だから石見銀山の何処かで同時開催を計画するのも良いかもしれない。

とにかく、このところ女流彫刻家の元気がいい。
福岡に住む井形さんは会員展の出品歴は浅いが、この近年確実に彫刻のテーマが安定してきた。島根県でも昨年11月に大田市の富山町で小学校の廃校を使った教室個展をしてくれた。あのときに集まった彫刻群の造形と会場の構成力は目をみはるものがあった。彼女とはかれこれ20年以上の付き合いになるような気がする。島根の小品彫刻展にも毎年欠かさず出品してくれていて頼りになる。
東京に暮らす醍醐さんは木彫彩色でネコのレリーフを展示していた。自分はどちらかといえば抽象の彫刻家だから、彼女のような日常の何気ない様子の一コマを切り取った具象的観察眼は鈍い方だと思っている。そもそも、展覧会へ出品する作品でそういう具象彫刻を造ろうという気にならない。二紀会彫刻部の面白いところは、そのあたりの表現の多様性とか自由度の幅が広いところだ。
今回の彫刻グループ展のボスというか仕切人というか代表というか事務局長というか・・・とにかく、ワガママ者の集団である彫刻家を束ねて展覧会を成功させたのはシノブさんの人望によるところが大きい。昔から彼女とは受賞年が重なることが多かった気がする。彼女は基本的に木彫の作家だから、野外作家の吉田とは特にこれといった接点があるわけでもないのだが、それでもいくつかの機会に宴席で同席することもあって知らない仲でもないし会話が無いわけでもない。たまたま前回の会員展で会場受付の重なることが多くて付き合いの距離が縮んで、それ以来、わざわざ出品料のかかる小品彫刻展へ出品してくれるようになった。秋の本展で見る大作も良いが、こうして、銀座のギャラリーとか島根の小品彫刻展で見る小さな彫刻も女性らしいオシャレでセンスの良い彫刻に仕上がっていて好きだ。

万善寺の梅の枯木がそろそろ花も終わりになってきた。今年は、桜が一気に開花して遠くからだと梅と桜の見分けがつかないほど花が重なった。こういう年も珍しい。

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