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工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

オヤジの朝 

2018/04/03
Tue. 23:13

前年度事業で最後になっていた報告書をやっと発送することができた。
年度末の貴重な1週間を銀座のギャラリーで過ごしてしまったから、その間の事務が停滞した。島根を出発する前に全て終わらせたつもりでいたところへ、発送ミスの連絡が入って、結局は自分の責任で年度をまたいでしまったわけで、関係の皆さんに迷惑をかけることになってしまった。

ワイフが留守にしている間は、万善寺に加えて吉田家の家事も自分ですることになって、朝の数時間がアッという間に過ぎる。
最近、年齢のせいか少しずつ朝が早くなっていて、特に苦労することなく普通に目が覚めるようになった。おかげさまで通勤坊主の時間までにおおよそひと通りのことを済ませて自宅を出る時に玄関先へゴミ袋を出しておくくらいは無理なく出来ている。ネコチャンズのご飯やトイレの世話も出来ているし、グッピーたちのご飯も欠かさずあげているし、時々植物の鉢に水を足すことも出来ている・・・が、自分にできることはせいぜいそのあたりまでで、掃除とか洗濯をするまでの時間を造ることはなかなか出来ないでいる。
最近は、石見銀山で暮らす時間が激減した。日のあるうちは殆ど万善寺の外や内で何かしらの用事を済ませている。留守がちな吉田家を見渡すと、冬のシーズンにワイフでは処理しきれないダンボールや紙類がアチコチで山積みなって溜まっていた。ストーブを使っている間は焚きはじめの火付け役に重宝するが、シーズンが過ぎるとそれらがそっくりゴミに変わる。このまま見て見ぬふりで過ごすことも出来ないし、自分の周囲の紙類を集めて一気に処理することにした。まぁ、だいたいが日常の暮らしは時間の都合がつきやすいヒマにしている誰かが世話をして乗り切るしか無いから、寺の法事も無くて彫刻の制作も一段落している私が適任ということになっている。

今度の彫刻展で受付をしながら出品作家の皆さんと世間話をしていたら、女子美出身でワイフの後輩が多いことがわかった。たまたまのめぐり合わせなのかもしれないが、二紀会の彫刻部に在籍する女性彫刻家には女子美出身がかなり在籍して彫刻を出品しているようだ。その中でも、吉田満寿美はすでにベテランの域に達した存在になる。最近、作風も安定しているし、あとは構造上の丈夫さと野外での耐久性の問題をクリアーすれば、造形がもっとレベルアップするはずだ。
石彫の山手さんは群馬の方で産出される貴重な石を使っていた。木材もそうだが、近年は日本の各地で閉山する石山が増えた。島根の福光石もその一つで、江戸時代の採石場跡が今は石見銀山と絡めて地域の観光地に変わりはじめている。
青い彫刻の照沼さんは、一時期乾漆の勉強をしていたように聴いたが、私の勘違いかもしれない。彼女も女子美でワイフの後輩にあたる。
徳島の上月さんは、具象彫刻をメインにして、時々抽象を造ったりしている。基本的には可塑性のある素材の特徴を活かした独特の造形感を持っていて、一般の具象からは一線を画しているように感じる。今のテーマというか作風はずいぶん長く続いているから、そろそろ次の展開を期待しているところだ。
ワイフもそうだが、自然の持つ生命観を造形に昇華する方向性の彫刻は、私のような無骨オヤジではとても造れそうにない。

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