FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

晋山式 

2010/11/04
Thu. 01:35

仏事や寺の諸行事でお付き合いのある臨済禅寺で「晋山式」が行われ、万善寺住職の名代として出席してきました。
禅宗には3派あって、万善寺は曹洞宗です。田舎の寺は、地域密着型の在家坊主や兼業坊主がほとんどですから葬式を始めとした仏事などでは宗派の枠を越えていろいろなお付き合いをしています。

この度は、隣町の臨済禅寺の若和尚が住職昇進となり、現住職が引退となる式に出席した訳です。
「晋山式(しんざんしき)」は、そのような時に行う寺院の特別行事の一つになります。

朝の9時過ぎから始まった式は、休憩を挟んで昼の12時30分位に終わり、その後の祝賀会が終わったのが14時30分。ほとんど1日費やした盛大な式典となりました。
さすがにこれだけの長時間を正装で勤めるには、老住職も辛いだろうと感じました。
私のようななんちゃって坊主は、このような正式の行事式典など避けて通っているようなところもあって式次第の作法などぶっつけ本番のド素人のようなものです。
そういうこともあって、内心結構勉強させてもらいました。

その世界で職務を全うすることの満足感や充実感は当の本人でないと味わえないものだなぁと分かったような気がします。
偉くなろうという気持ちは坊主の世界でも当然持ち合わせていらっしゃり、それは檀家さん方の菩提寺ひいきでもあり、見栄や外分が見た目の形になって現れ、結局坊主や寺の地位や格式になって、それを支える在家の熱意が示されることになるという仕組みになっているようです。

なんか、これらの様子を見渡してみると政界や財界、学界や美術界など、どの業界も似たような世界だなと思ってしまうのは私だけなのでしょうか?

ちなみに、この度の晋山式挙行のお寺から見ると檀家数も3分の1以下の万善寺は招待を頂いただけでありがたい話でありますが、出費の方は分け隔てなく当たり前に計上される訳で、なかなかお付き合いも大変なのであります。
しかし、万善寺老住職にもちゃんとした見栄や外分が備わっているので堂々とそれなりのお付き合いをさせていただいている訳です。なかなか偉いと感心します。何かと口実をつけて逃げ回ってしまうチキン坊主の私には出来そうにありません。まだまだそのあたりの修業がたりません。

IMG_0182.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/293-6e494bff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-08