FC2ブログ

工房むうあと鉄の手仕事

鉄の彫刻家、吉田正純の手仕事、彫刻や展覧会の紹介、万善寺住職活動など、さまざまな日常を公開します。

遅れた入学式 

2018/04/12
Thu. 23:51

新しい相棒の銀くんが1000km点検をしてもらった。
10日間の間に1500km以上走っていて、自営業というより自由業に近いボクとしては、ちょっと走り過ぎだと思う。この調子で銀くんを乗り回していたら燃料代がいくらあっても足らない。

その銀くんがドック入りしている間に境内の植栽を刈り込んだ。庭木によくあるツツジやサツキをまだ元気だった時の母親がところかまわず挿し木にしたものだからその始末がいつまでも終わらなくてイヤになる。気がつくと五葉の松も芯が伸び始めていて、これも近いうちに芯を止めておかないと際限なく伸び続けて収集がつかなくなる。
この2〜3日で下草が一気に伸び始めた。今のうちに草刈機を振り回しておかないと後が厄介だと思っていたら、保賀の谷の向こう側で草刈機のエンジン音がし始めた。だいたいみんな同じことを考えているようで、草刈りの先を越されてしまった。
このところ天気の変わり目が早くてなかなか外の仕事に集中できない。それに、晴れている時に限って改良衣に雪駄履きで坊主の仕事が入ったりしてタイミングが狂う。来週早々には万善寺墓地の永代供養納骨の法事も入っていて、それまでに参道から墓地までの草刈りと掃除を終わらせないといけない。だいたいが、年中ヒマにノンビリとしているのに、重なる時は容赦なくアレモコレモ重なってしまう。なかなか思うようにいかないものだ。

先日の地震の影響で、大田市の小中学校では入学式が順延になっていた。
通勤坊主で石見銀山の町並みへ出ると、近所の新一年生になる子供が正装したお父さんとお母さんに手を繋いでもらって自宅を出るところだった。
ちょうど2年前まで、この時期は小学校の入学式や卒業式の来賓で招待を受けていた。自分の子供も成長して社会人になったし、いつまでも地域の役員にしがみついているのもどうかと思うし、町民の代表は適度なスピードで回転を続けているくらいが良いと思って、役員を辞退してから早いもので1年が過ぎていた。

地震は大田市全域に大きな被害を与えた。水道の復旧が遅れていまだに給水車の世話になっている地域もあるし、家屋の被害が深刻で、避難所生活を続けている住民も多い。
銀くんで大田市のアチコチを通過すると、ブルーシートを屋根に載せた家屋が点在している。家の新旧とか、構造の違いとか、そういう基準など自然災害の前には全くの無意味にみえる。新築に近い家がブルーシートでラップされているすぐ横に、半分傾いたような古い納屋が普通に何もなかったように建っていたりして、なんとも釈然としない不条理を感じる。まぁ、ヨレヨレボロボロの納屋が倒壊しても良いとは思わないが、真新しい家屋の被害を見ると、その家の施主さんの悲壮感を思って気の毒になる。吉田家も見えないところで家屋の不具合があるかもしれない。今度の週末にはまとまった雨がふるようだし、ソレに併せて雨漏りの点検をするつもりでいる。とにかく今はまだ、大工さんをはじめ、地域の建設業者さんは天手古舞だろう。

万善寺の境内にある椿の枯木が例年にないほどたくさんの花を咲かせた。この近年は、もろくなった枝木が雪の重みで次々に折れて弱っていたから久しぶりに見る光景だ。

IMG_2910.jpg

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://tetujin29.blog31.fc2.com/tb.php/2934-fe6f35bc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2020-08